第1章【魔法騎士団入団試験】 ページ4
「A、そろそろ行こうか。」
「はーい！」
ここは魔法騎士団 金色の夜明け団 アジト
彼は私の恩人で大切な人、ウィリアム・ヴァンジャンス
ウィリアムは一番魔法帝に近く次期魔法帝とも言われている
小さい頃からずっと一緒の私からしてもとても嬉しいことだ
「今日は何の任務？」
「まさか…覚えていないのかい？今日は魔法騎士団の入団試験の日だよ？」
「あっ…！そうだった…！！」
ウィリアムに苦笑いされたが忘れていたんだから仕方ないじゃん…
今年はまともなの入ってくるといいなぁ
去年はウィリアム狙いとか暗殺とか企ててるやついたし今年も警戒していかなきゃ…
ま、その度に私が裏で動くだけだし別にいいんだけどねー？←
「…今年は何もないといいね。」
「んー、まぁ私からしたらウィリアムさえいてくれればいいかな。」
ウィリアムの方を向いてそう言うとウィリアムは近付いて私の前髪にそっと口付けした
昔からしてもらってるし慣れている…とは言えない。
やっぱウィリアムにされると照れる…
「私もAは特別だよ？だけど欲を言えばその中に団員もいてくれればもっと嬉しいな。」
「む…なんで団員が…」
「ふふっ…なんで不貞腐れてるの。Aは特別だって言ったじゃないか。」
私は小さい頃から孤独だった
年に合わず大人の思考をしていたからと余計に嫌われた
信じたと思ったら裏切られてきた…
捨てられてきた…
だから他の人なんて信用してない
でもウィリアムはそんな私を助けてくれた
まだお互い幼いのに私を守ると言ってくれた
考えが年に合わなくても嫌わないでいてくれた
だから私も信用してる…
だから…尚更他の人なんて信用出来ない。
私は誰もいない廊下でウィリアムに抱きついた
「ウィリアムさえいてくれたらいい…だから離れないでね…」
ウィリアムはゆっくり背中に腕を回し抱き締め返してくれた
「大丈夫…私はここにいるよ…」
…きっとウィリアムは私にも隠していることがある
だから今も ” 離れない ” に対しては何も言ってくれないの
だけど例えこの世の中を敵に回すことになっても
それが例え団員達を裏切る形になっても
私はあなたがそばに居たらそれでいい
あなたが死ぬなら私も一緒に死ぬ
だからどうか…1人にしないでね。
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青い目の宝石さん(プロフ) - アメリアさん» コメありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです！これからも精進していきますのでよろしくお願いします〜(*'ω') (2020年12月10日 7時) (
レス) id: c88fb3b6cd (このIDを非表示/違反報告)
アメリア(プロフ) - めっちゃ楽しい物語ですね！！物語の進むテンポがとても見やすくて、、！ 更新頑張って下さい！次の話を楽しみにしてます！！ (2020年12月10日 7時) (レス) id: 2b297179dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青い目の宝石さん | 作成日時：2020年12月4日 19時
