っざけんなああああ!! ページ12
おばあさん「実は帝も、あなたと結婚したいとおじいさんにおっしゃられてねえ‥‥‥」
姫「‥‥‥は?」
結婚?
ないわ。(キッパリ!
姫「おばあさま、冗談が冗談過ぎて最早冗談に聞こえない冗談なんですけど」
おばあさん「冗談ではないのですよ姫」
姫「だって勝負には勝ったじゃないですか?しかも結婚には関係しないとかなんとかいってたし」
まさか、あいつ権力乱用したんじゃないでしょうね?
がつんと言ってやろうと思って私が立ちあがった瞬間、おばあさんの声が私の足をその場に縫いとめた。
おばあさん「姫、違うのです」
姫「何が、ですか」
思いのほか低い声が私の喉から発せられる。
おばあさん「あの、5人の求婚者たち。あの方たちが現れる前から、帝は姫に会いたいと言
ってらしたのです」
姫「‥‥‥なんで言ってくれなかったんですか?」
おばあさん「帝が内密にしてほしいと‥‥‥」
姫「それこそ職権乱用じゃないですか」
きーめた。
今からぶん殴る☆
私はダッシュで元の部屋に戻った←
姫「帝おおおおおおおお!!」
帝「はひっ!?」
おじいさん「どうかしたかの!?」
あ、やらかした。
まさかおじいさんがいるなんてっ‥‥‥!
これでは目的を遂行できないではないか!!
私は怒りに燃える目で帝を睨みつけた。
帝「(あれ、もしかして助かった?)どどどどうしたんだい姫?」
姫「‥‥‥いーえ、なんにもございませんわ‥‥‥!」
ちっくしょう!
悪運つえーよコイツ!!
おじいさん「あ、丁度いいのう。姫、座りなさい」
姫「‥‥‥ハイ」
おじいさんの言葉に、私は渋々余っていた円座に腰を下ろした。
おじいさん「やっぱりな、わしらも姫がそろそろ身を固めてくれると心配しないんじゃがの」
帝「ですよね〜」←
おじいさん「それで今、目の前に素敵な若者がおるわけじゃ」
帝「お兄さんのことだよ!」←
姫「とりあえず黙れ!」←
おじいさん「ほっほっ。仲も良さそうじゃし」
姫「冗談でしょう!?」
帝「さすが、よく分かっておられる」←
姫「っざけんな!!」
おじいさん「姫、お前嫁に行きなさい」
姫「い・や・で・す!!」
帝「そんなこと言わずにさ!」
姫「口縫ってやろうか!?ぁあ!?」
帝「モウシワケゴザイマセンデス」
おじいさん「姫。そんな言い方ないじゃろ?」
姫「だってコイツが!」
嫌なもんはヤだあああああ!!→←ふう、やっと帰ったわ。‥‥‥って、えええええええええ!?
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海 - カイ -(プロフ) - 藤花さん» まじでかw (2014年2月22日 15時) (レス) id: 9809438859 (このIDを非表示/違反報告)
藤花(プロフ) - 海 - カイ -さん» いやぁ、ノープランで書いてたらぎゅうぎゅうになっちゃっただけですよ((( (2014年2月22日 13時) (レス) id: 08ede39e9a (このIDを非表示/違反報告)
海 - カイ -(プロフ) - 完結乙~w50ピッタで終わんのとか色んな意味ですげぇわw (2014年2月21日 23時) (レス) id: 9809438859 (このIDを非表示/違反報告)
藤花(プロフ) - リリアさん» ありがとうございます!姫は私的にも好きなんですよー((( (2014年2月3日 16時) (レス) id: 08ede39e9a (このIDを非表示/違反報告)
リリア(プロフ) - 面白いです(≧▽≦)帝と姫が最高です!! (2014年2月3日 9時) (レス) id: 84a6dbabf0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:藤花 | 作成日時:2013年9月1日 21時