38、また一緒に ページ38
【コネシマ】
ut「そういえば、その子……どうしたん？」
kn「ん？………あぁ、こいつは森で倒れた俺を拾った奴。」
zm「……」
正直、Aに夢中で大先生が言葉を発するまで、ゾムの存在を忘れていた。
あと………なんかゾムと親しい奴も。
『お兄ちゃん…倒れたの？大丈夫？』
kn「おん、もう大丈夫やで！」
sn「僕、ぺいんとさん達呼んできます！」
姉さん呼びされていた奴は、奥へと走って行った。
zm「……」
ut「えーっと…………俺は鬱。鬱先生でも大先生でも好きに呼んでな。」
何も喋ろうとしないゾムに対して、大先生が話を切り出す。
rb「俺はロボロや。」
zm「……」
kn「黙ってないで、自己紹介くらいしたらどうなん。そんくらい出来るやろ。」
何で喋らないんだこいつ。
馬車の時は喋ってた癖に。しかも入っていいかと聞いたのはゾムだ。
それなのになんなんだ。
zm「……ゾムや。」
ut「ん、ゾムな！これから宜しくな！」
やっと喋ったと思ったら、たったの一言だった。
まあでも…………こいつは俺に似ているだけなのかもしれない。
rb「部屋案内してやるから来いや。」
kn「……ん。」
何はともあれ、またAと生活出来るんや。
そう、大切な妹と。
『……？何で見てるの？』
kn「何でもないで。ただ会えて嬉しいだけや。」
『Aも嬉しい！』
ニコッと笑って見せるAはいつもより眩しく見えた。
それと同時に、Aの目元に光るものを見つけた。
kn「涙、ついとるで。目、真っ赤やし。」
自分の服の袖で涙を拭き取ってやる。
『ありがとう、お兄ちゃん』
kn「ええんやで。Aが笑ってた方が好きやからな。」
ut「……」
ut「(もう俺がついてなくても大丈夫そうやな。良かったね、Aちゃん！)」
kn「……何や？」
ut「んー？別にーー？」
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ラム猫。(プロフ) - 無能のえび?■さん» ありがとうございます〜！続編も予定してますので、これからもよろしくお願いします！ (2022年7月2日 22時) (
レス) id: c5599bddd6 (このIDを非表示/違反報告)
無能のえび?■(プロフ) - めちゃくちゃこういう話好きです（唐突な告白）応援してます！！ (2022年7月2日 21時) (レス) id: 1a63966cd0 (このIDを非表示/違反報告)
ラム猫。(プロフ) - 翔星さん» コメント、ありがとうございます！これからも頑張ります！提案とは何でしょうか？ (2022年2月23日 17時) (レス) id: d966995688 (このIDを非表示/違反報告)
翔星 - わぁ、すごく良い小説ですね！ …提案なんですけど、っていうのはどうでしょうか？ これからもがんばってください！ (2022年2月23日 17時) (レス) id: 0bc9a44903 (このIDを非表示/違反報告)
ラム猫。(プロフ) - 猫さん» 盛りだくさんの誉め言葉、ありがとうございます!!これからも更新頑張っていきますので、もっと心臓に矢を刺される覚悟をしてください!! (2022年2月18日 16時) (レス) id: 7f9f611098 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラム猫。 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/aoiwrwrd4/
作成日時：2022年1月23日 21時
