20、大丈夫だよ ページ20
【コネシマ】
『…お兄ちゃん』
kn「A！起きたか！！大丈夫か！？」
俺の言葉にAはゆっくり頷く。
良かった……。とりあえず無事で。
気は抜けないが、今はAの側に居てやりたいと、そう強く思った。
俺に出来ることは今は………それぐらいしかない。
『お兄ちゃん……どっか、行くの…？』
kn「明日、皆んなでN国へ行くんやで。」
『そっか…』
kn「あんま無理して喋るなよ？」
俺は安心させるように、Aの手を握る。
すると、Aもギュッと握り返して来た。
ut「…俺らは部屋出よか。」
rb「せやな」
空気を読んだのか、自然と大先生達が部屋から出て行った。
つまり、今はAと二人きり。
『……お兄ちゃん…なんか、クラクラする…』
kn「大丈夫か？」
俺の問いかけにAは答えなかったが、
代わりにAはゆっくり起き上がった。
kn「寝てろって…！」
何とか寝かそうとするが、Aはそれを拒んだ。
『お兄ちゃん、A…治る…？』
kn「Aの為にN国へ行くんや。そん時まで…我慢できるか？」
『うん』
kn「ホンマにごめんな。」
俺は優しくAを抱きしめて撫でた。
『大…丈夫、だよ…』
kn「A？」
『…』
Aからの応答がない。
きっと、熱で意識を保つことが難しいのだろう。
kn「…ゆっくり休んでな。」
俺はもう一度撫でた後、Aの体をゆっくりと布団の中に戻した。
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ラム猫。(プロフ) - 無能のえび?■さん» ありがとうございます〜！続編も予定してますので、これからもよろしくお願いします！ (2022年7月2日 22時) (
レス) id: c5599bddd6 (このIDを非表示/違反報告)
無能のえび?■(プロフ) - めちゃくちゃこういう話好きです（唐突な告白）応援してます！！ (2022年7月2日 21時) (レス) id: 1a63966cd0 (このIDを非表示/違反報告)
ラム猫。(プロフ) - 翔星さん» コメント、ありがとうございます！これからも頑張ります！提案とは何でしょうか？ (2022年2月23日 17時) (レス) id: d966995688 (このIDを非表示/違反報告)
翔星 - わぁ、すごく良い小説ですね！ …提案なんですけど、っていうのはどうでしょうか？ これからもがんばってください！ (2022年2月23日 17時) (レス) id: 0bc9a44903 (このIDを非表示/違反報告)
ラム猫。(プロフ) - 猫さん» 盛りだくさんの誉め言葉、ありがとうございます!!これからも更新頑張っていきますので、もっと心臓に矢を刺される覚悟をしてください!! (2022年2月18日 16時) (レス) id: 7f9f611098 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラム猫。 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/aoiwrwrd4/
作成日時：2022年1月23日 21時
