24、馬車 ページ24
【ロボロ】
その人について行くと、本当に馬車が止まっていた。
「乗って」と手招きしてくる。
俺らは頷くと、遠慮なく馬車に乗り込んだ。
と、同時に馬車は出発した。
？「えーっと…救急箱…」
救急箱から何やら粉薬を取り出すと、Aの背中を抑えて口の中に入れる。
そして、自身が持っていた水をゆっくり流し込み、飲み込ませてあげる。
ゴクンと飲み込む音が喉から聞こえてくる。
？「これでよし…！とりあえず解熱剤を飲ませたから大丈夫かな。」
ut「ホントですか！？良かった…」
？「あとはN国に着いたら、念のため医務室に運ぶことになるけど…」
rb「ありがとうございます、姉さん。」
俺が礼を言うと、その人は照れて頭を掻く。
ut「…あの、こんなにロボロが親しく接しているってことは、もしかしてロボロの知り合い…？」
rb「あぁ、そうやで。」
ut「それに医務室とか…なんとか…」
？「あ、そっか！まだ名前言ってませんでしたね！」
sn「僕、しにがみって言います！N国の幹部やってます！！」
ut「え、幹部ですか！？あ、僕鬱です。」
大先生は目を丸くする。
まぁ…驚くのも無理はないか。いやでも、俺の知り合い総統と幹部って説明したよな？
sn「僕が通りかかって良かったですね！窓からロボロさんが見えた気がしたので、見に行ったんですよ。」
rb「姉さんは何して…？」
sn「R国に用があったんで、行った帰りですよ。ところでロボロさん達は何して…」
姉さんが言いかけた時、Aが苦しそうに唸った。
『……んん…お兄…ちゃん…』
ut「Aちゃん…」
sn「…………後で何があったか詳しく聞くよ。」
大先生の悲しそうな表情とAの言葉で何か察したのか、姉さんはそれ以上何も聞いて来なかった。
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ラム猫。(プロフ) - 無能のえび?■さん» ありがとうございます〜！続編も予定してますので、これからもよろしくお願いします！ (2022年7月2日 22時) (
レス) id: c5599bddd6 (このIDを非表示/違反報告)
無能のえび?■(プロフ) - めちゃくちゃこういう話好きです（唐突な告白）応援してます！！ (2022年7月2日 21時) (レス) id: 1a63966cd0 (このIDを非表示/違反報告)
ラム猫。(プロフ) - 翔星さん» コメント、ありがとうございます！これからも頑張ります！提案とは何でしょうか？ (2022年2月23日 17時) (レス) id: d966995688 (このIDを非表示/違反報告)
翔星 - わぁ、すごく良い小説ですね！ …提案なんですけど、っていうのはどうでしょうか？ これからもがんばってください！ (2022年2月23日 17時) (レス) id: 0bc9a44903 (このIDを非表示/違反報告)
ラム猫。(プロフ) - 猫さん» 盛りだくさんの誉め言葉、ありがとうございます!!これからも更新頑張っていきますので、もっと心臓に矢を刺される覚悟をしてください!! (2022年2月18日 16時) (レス) id: 7f9f611098 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラム猫。 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/aoiwrwrd4/
作成日時：2022年1月23日 21時
