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加藤 side




「え、Aが?」


齊藤 「うん、ずっと怒ってたよ (笑) 」


「可愛いなぁ…」


齊藤 「だいぶ寂しがってたからちゃんと話してあげてね?」


「はーいっ!」




今京子から聞いたんだけど、Aが陽世に嫉妬してたらしい… (笑)

陽世も可愛いけど、Aは妹だから特別なのにな〜!

寂しい思いをさせちゃった分、今からうざいくらい可愛がってあげよーっと!






:






「Aちゃん〜♪」


A 「あ、史帆ちゃんだ!」


「ごめんね〜、寂しい思いさせちゃって」


A 「別に寂しくないし」




あれ、ほんとに嫉妬してたの? (笑)

なんだかいつにも増してツンツンAな気が…

でもこういう時は作戦があるんだよね〜






:






加藤 「としちゃんまだ陽世に用あるから行ってくるね〜」


「え、だめだめ…行っちゃやだ…寂しい…」


加藤 「あれ〜?寂しくないんじゃなかったっけ?」


「寂しかった…陽世ちゃんに嫉妬した…」




取っておきの作戦を使うと、ししの服の裾を掴んで来たA。

これだけでも可愛いのに、今はAだけ座ってるから自然と上目遣いになってる。

はぁ…やっぱり可愛すぎるよ…

・→←☆ 私のお姉ちゃんなのに



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作者名:みるく | 作成日時:2022年1月27日 14時

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