青春の馬 番外編

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「今日は泊まっていきなね」


A 「でも着替えとか…」


「ここに全部あるんだよね〜 (笑) 」


A 「え、いつの間に…？」


「Aが寝てる間、マネージャーさんが持ってきてくれたんだよ」


A 「そうだったんだ…」


「これからお泊まりセット置いておきな？いつでも泊まりに来れるようにさ」


A 「じゃあ久美さんも、Aの家に置いててください (笑) 」


「もちろん〜 (笑)

そうしたらいつでもお泊まり出来るね！」


A 「やったぁ〜！」




しばらくすると解熱剤も効いてきたのか、Aも楽そうになって来てる。

まだ7度台だけどさっきがしんどすぎた分、今はかなり楽みたい。

でも、これは100%薬のおかげ。

数時間するとまた熱上がっちゃうんだよね…

今のうちに色々やっておかなきゃな。






:






「今お風呂入れそう？夏だし、シャワーだけでいいからさ」


A 「今なら…」


「ぱぱっと入って来なよ〜！」




今日もレッスンしてたくさん踊ったし、かなりの汗をかいてるはず。

さすがに夏だから、熱が下がってるうちにシャワーを浴びて来てもらった。

体を冷やさないようにすぐドライヤーをかけてあげて、私も今のうちにシャワー浴びようかな。




・
・




A 「え、行っちゃうの…？」


「ちょっとだけだよ〜。すぐ戻ってくるからね？」


A 「いやだぁ…っ…寂しいっ…」


「さっきだって1人で入ってこれたじゃん〜 (笑) 」


A 「それでも寂しい…っ…」


「おっと、そんな可愛い顔されたらさすがに行けない… (笑) 」




Aをベットに寝かし、私もシャワーを浴びに行こうと椅子を立つと、うるうるお目目のAにシャツの裾を掴まれた。

甘えたさんのA、可愛さの限界を突破してる…

お風呂は…諦めますか (笑)


Aが加入して来たばっかりの時は、ここまで甘えて来てくれるとは全く思ってなかったからね。

やっぱり嬉しいんだ。

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