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「じゃあひなの!もう1回!」


上村 「東京都出身、中学2年生14歳の、上村ひなのです」


「大阪府出身、中学1年生13歳の、山本Aです」


上村 「これから、精一杯頑張ります」


「「よろしくお願いします」」


上村 「どう?だいぶ良くなったんじゃない?」


「うん!完璧っ!でも先輩たちを前にすると全部ぶっ飛びそう…」


上村 「絶対そうだよ〜。美穂さんと握手した時、画面上で見る何倍も可愛かったからさ」


「Aも史帆ちゃ… じゃなくて加藤さんと握手した時びっくりしたもん…」




ただ今ド緊張の私たち。

あ!ひなのとはすぐ仲良くなれて、お互い呼び捨てしてるんだ〜!

この間までだって、ひなのとひなのママに回転寿司に連れて行って貰った。




ここら辺で話を戻しまして…

もうすぐ、ついに先輩たちと会えるんです。

だけどもちろん、私が1番苦手と言ってもいい自己紹介をするわけで…

言葉が飛ばないように、ひなのと数え切れないくらい練習してます。






:






上村 「大丈夫かな、私たち受け入れて貰えるかな…」


「もし受け入れて貰えなかったとしてもさ、受け入れて貰えるように頑張ろ?

1日でも早く、この人たちと一緒に活動していいよって思って貰えるようにさ」


上村 「そうだね!Aがいるから大丈夫〜!」


「ひなのがいれば大丈夫〜っ!」




スタッフさんに連れられ先輩たちがいる部屋へと向かう途中、そんな会話を交わす。

私も不安だけど、大丈夫。だって私にはひなのがいるもん。






:






でもきっとテレビでずっと見てた通り、先輩たちは優しい人たちだよね。

なんてずっとどこか安心してたんだけど、そんな私の想いは裏切られた?のかな…

出てきそうな涙をぐっと堪えて挨拶した後、先輩たちが喧嘩をし始めちゃった。

横にいるひなのも、だんだんと目が潤んできてる。

でも今から精一杯頑張って、早く受け入れて貰えますように。






:






『ドッキリでした〜!ひらがなへ、ようこそ〜っ!!』




突然部屋の電気が消えてびっくりして目をつぶった。

再び目をあけると、先輩たちがクラッカーで祝ってくださって…

" 選ばれし者 " って書いてあるタスキまで掛けてくれた。

良かった、受け入れて貰えたんだ…

だけど精一杯頑張るってのは変わらない。

少しでも早く、憧れの先輩たちに追いつくんだもん!!

・→←これからよろしく ひらがなのように



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かなた - 青春の馬2のパスワード教えてください。 (2022年4月27日 6時) (レス) id: 4a8e528eb3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みるく | 作成日時:2022年1月25日 21時

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