これからよろしく ひらがなのように ページ6
セレクション審査中、偉い人と何度も個人面談が行われた。
配属先は、出来るだけ私たちの希望に寄り添ってくれるみたいで…
もちろんけやき坂希望にしたけど、地方組はみんな乃木坂と欅坂志望だった。
もし都会組にも希望してる子が誰もいなかったら、私は1人で入ることになるのかな…
でもさすがに1人はない?
びっくりするくらいバクバクしてる心臓を押さえ、最後の個人面談が行われる部屋へと入った。
:
『けやき坂46 3期生として、配属されることになったよ』
私が1番聞きたかった言葉を聞くことが出来た。
あれだけ夢見たアイドルになりたい、ひらがなけやきに入りたい。
この瞬間、おそらく私の人生で1番大きな夢が叶いました!
目から次々と、何年か振りの嬉し涙が流れてくる。
:
「あ、3期生って他に誰かいますか…?」
『いるよ、都会組の上村ひなの』
「えっ、ひなのちゃんっ…!」
まさかのまさか、私のたった1人の同期はひなのちゃんだった。
最終審査から2ヶ月くらい経ったけど、あれから1度も会ってない。
まだスマホ持ってないみたいだから、あの時LINE交換出来なかったんだよね。
優しくてすっごくいい子だったから、もっと仲良くなりたいな…!
:
「あっ!ひなのちゃん!」
上村 「Aちゃん〜!久しぶりっ!」
「久しぶり!配属先聞いた?」
上村 「もちろん!これからよろしくね!」
「うんっ!よろしく!」
たまたま廊下でひなのちゃんと会えた。
ひなのちゃんと固い握手を交わして、一緒に頑張ろうねって言い合う。
___これが親友、上村ひなのと歩む道が合わさった瞬間
107人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かなた - 青春の馬2のパスワード教えてください。 (2022年4月27日 6時) (レス) id: 4a8e528eb3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みるく | 作成日時:2022年1月25日 21時