prognostic 24 ページ25
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それから、
飲みに飲みまくった夕子と六郎は潰れて寝ている。
系「あぁ…酒くせぇ、クソが。
ヘルプどころかクソの役にも立たねぇ、こいつら」
ミ「んーっ、美味しかった！
ドレッシングなんだろう？」
ミコトより一足先に夜ご飯を食べ終えた中堂は、
文句を添えて片付けをしていた。
夜ご飯は、Aが作ってくれたであろう
サンドイッチとサラダ。
程なくして食事を終わらせたミコトが
ストレッチをしながら辺りを見回したその時だった。
ミ「あっ、絵本だ！
中堂さん、この絵本読んでもいいですか？
弟によく読んであげたんですよね〜」
系「ああ、好きにしろ」
『茶色い小鳥』と書かれたタイトルの絵本を
手にする。
『絵・作こうじやゆき』
ミ「こうじや、ゆき……」
系「知らないだろ、マイナーだからな」
ミコトは絵本を読み進め、
中堂はコーヒーを淹れる。
系「俺にはよく分からん。
いい絵本かどうか。
そいつに才能があったのか、なかったのか」
そう言うと中堂はまた顕微鏡を覗き込む。
ミ「中堂さん…
何か、何かできることがあれば…。
法医学者として、何か…」
神妙な面持ちのミコトに、中堂は優しく答えた。
系「今やってる」
ミ「…そうですね」
いつもより柔らかな物腰の中堂は、
Aが買ってきた洗剤の袋を持ち上げて少し笑った。
系「ふっ」
ミ「えっ、」
系「…あいつからだ」
ミ「あいつ？」
系「矢向寺からだ！」
ミ「あぁ。ミニ枕…Aちゃんらしい」
謎の多いAの優しさに触れて、
ミコトは静かに微笑んだ。
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チコ(プロフ) - 雨さん» ありがとうございます！今更感満載ですけど、応援よろしくお願いします(*^^*) (2018年7月31日 20時) (
レス) id: 2c8b06a84d (このIDを非表示/違反報告)
雨(プロフ) - 久々にまたアンナチュラルにはまりました！！！更新頑張ってください！ (2018年7月31日 16時) (レス) id: cd068f5c5f (このIDを非表示/違反報告)
チコ(プロフ) - 、さん» すみません、忘れてましたm(_ _)m (2018年7月27日 20時) (レス) id: 2c8b06a84d (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年7月27日 20時) (レス) id: 7e0f156f03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チコ | 作成日時：2018年7月27日 20時
