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あれから、2カ月がたった。
いまだに私は慣れていない。
でも、敬語は取れたんだ。
それだけでも、進歩・・・だよね？
ゆーま「なあ、A、今までの事聞いてもいい？」
やっぱり・・・聞かれるよね。
貴「う、うん。ちょっと長くなるけど、いい？」
ゆーま「うん。いいよ、Aの事聞かせて？」
貴「あのね・・・」
公園でゆーまさんが声をかけてくれて、しらはんさんたちと会って、今の私は今までに無いくらい恵まれているんだ。
だって、記憶のないときに親が居なくなって、親戚の所に預けられたけど、面倒だからってたらい回しにされた。
でも、そんな時今まで住んでたとこの大家さんが、しばらくはうちにいなさいって住む場所を与えてくれた。
家賃は親が残した遺産があったからそれで、なんとかしてた。
でもね、親戚のとこに居るときから、ほとんど喋れなかった。
おばさん達に用があっても、あんたは喋るなって言われてた。
だから、何も言わずにただ居るだけに徹してた。
でも、ご飯の時に喋っちゃったんだ。
おばさんにご飯がほしいって。
そしたらね、あんたにやるものはひとつも無いって言われて、それに言っただろう？喋るなと。聞こえなかったのか？って。
だから、ご飯はもちろん物を欲しがるのはやめた。
この時、ホントにただただ居るだけに徹する事にした。
だからね、大家さんのとこに行っても喋れなかった。
違う。私は喋っちゃいけないんだってそう思ってた。
けど、それが間違ってた。
大家さんに、言われたの。喋っちゃいけない人なんていないんだよ？だから、ここでは好きなだけ喋ればいいって。
それから、ちょっとずつ話すようになった。
けど、話し方がよく分かんなくて。
今みたいな話し方をするのが精いっぱいなんだ。
貴「わ、私のは、話はこ、これくらい、だよ。」
ゆーま「・・・ありがとう」
貴「え？」
ゆーま「話してくれて、ありがとう。」
からす「そんな、辛い思いしとったんやな・・・」
りょう「もう、俺が辛いんだけど〜泣」
しら「A・・・」
ゆーま「辛かったな。今までよく、頑張ったな」
貴「・・・！う、うん。」
初めて自分の事こんなに話した。
引かれると思ってたけど、この人達は受け入れてくれた。
貴「あ、あの、ありがとう。」
ゆーま「・・・！」
しら「いいんだよ。」
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綾乃(プロフ) - ピープルさん» いえいえ！これからも、精進したいと思います！ (2020年2月27日 1時) (
レス) id: e0d32de62c (このIDを非表示/違反報告)
ピープル(プロフ) - ついにペア対立ですね^ ^ありがとうございます！ (2020年2月27日 0時) (レス) id: 940d1f6905 (このIDを非表示/違反報告)
綾乃(プロフ) - 酸化猫さん» ありがとうございます！お陰でホントにあとちょっとになりました！応援もありがとうございます！頑張ります！ (2020年2月25日 0時) (レス) id: e0d32de62c (このIDを非表示/違反報告)
酸化猫 - 綾乃さんの書き方?何て言っていいか分かりませんが好きなので続編みたいです！更新頑張って下さい! (2020年2月24日 23時) (レス) id: 1241685e8c (このIDを非表示/違反報告)
綾乃(プロフ) - ピープルさん» ありがとうございます！もうちょっとです！頑張ります！ (2020年2月24日 2時) (レス) id: e0d32de62c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾乃 | 作成日時：2020年2月11日 1時
