【YUMA】私を助けてくれたのは

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ゆーまside

Aが初めて笑った。

それ見たとき、すげぇ可愛いと思って、言葉が出なかった。

しらはんには、すぐバレた。

どうした？って聞かれて、思わずなんでもねぇ。って、答えちゃったけど。

正直ビックリした。バレてると思ってなかったから。

しら「ゆーちん、朝変だったけど大丈夫？」

ゆーま「あぁ、大丈夫。なんで？」

しら「いや、Aが初めて笑ったっていうのに、特に何の反応もなかったし、それにAが笑ってからのゆーちんちょっと怒ってるみたいだったから。」

ゆーま「なんで、俺がAが笑っただけで、怒んの？おかしいだろ。」

んだよ、いきなり。

しら「ねぇ、ゆーちん。Aきて間もないから、あり得ないって思うかも知れないけど、ゆーちんAのこと好きなんじゃないの？」

なに言ってんだ？

俺が来たばっかのAを好き？

意味わかんねぇよ。マジで。

だって、お互いの事なんてなんも知らねぇよ？

それなのに、好き？

いや、確かに来てすぐなんか、妹みたいで好きだなぁとは思った。

それは、否定しない。

けど、多分しらはんが言ってんのはあっちの好きだ。

俺が恋愛感情のほうで好きなんじゃないかって。

んなこと、ねぇよな？

ゆーま「別にそんな事ねぇよ。」

しら「そう？俺にはそう見えるけどね。」

ゆーま「そういう、お前はどうなんだよ。」

しら「俺？俺は好きだよ。多分、一目惚れ。」

マジかよ。

からす達がゲームに熱中しててよかった。

あいつらこのての話すると、からかってくるから。

ゆーま「ふーん。そっか。」

しら「自分で聞いててそれは、ないでしょwてか、素っ気ないその態度がAの事好きな証拠だよ。ゆーちん」

ゆーま「なんでだよ。」

しら「だって、付き合う前とか結構俺達に冷たくなるよ？多分誰にも取られたくないって思いからだと思うけど。」

え、そうなの？

我ながらちょっとめんどくせぇなww

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