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「お姉さん、後ろに恋愛の女神がついてますね!
相性がいいのは銀髪天然パーマで赤い死んだ目の幼馴染でしょう」
「え急に占い???」
しかもかなりピンポイントだな、当てはまるの坂田しかいねーぞ。
その後、拝み屋に屯所を一通り見てもらったり実際に除霊してもらったりしたが、結論からいうと、彼らは偽物だった。
拝み屋と名乗る者たちは万事屋の3人で、メガネ君いわく仕事も悪気も無かったのだとか。
それでこんな暴挙に出たと。
そして今、三人はこの猛暑の中、木に逆さ吊りにされております。
そんな3人に沖田クンが、主に坂田を鼻の中にコーラを流し込むなどしていじめてます。
暑いので止める気力はわきません。
私は局長サンや土方クンと並んでその様子を眺めていた。
「おいトシ、そろそろ降ろしてやれよ。
いい加減にしないと総悟がSに目覚めるぞ。」
「何いってんだ。アイツはサディスティック星からやってきた王子だぞ。もう手遅れだ。」
「じゃあAちゃん、ちょっと降ろしてやってくれないか」
「ごめんなさい。私暑いの無理なんです。日陰にいないと溶けてしまう。」
「雪だるまかテメーは」
いや冗談抜きで。
無事吊し上げから開放された3人は地面に寝そべっていた。
土方クンはそんな3人に対して言葉を投げた。
「本来ならてめーら皆叩き斬ってやるとこだが、生憎てめーらみてーのに関わってるほど今ァ俺たちも暇じゃねーんだ。消えろや。」
そんな土方クンに坂田は煽る。
「あー幽霊怖くてもう何も手につかねーってか」
「かわいそうアルなトイレ一緒について行ってあげようか?」
局長サンはそれに対し「武士を愚弄するかァァ!」と怒鳴ったが、怖さが勝ったのか最終的にはうさぎちゃんにトイレについて行ってもらっていた。
………そんなに幽霊怖いか?
土方クンは溜め息をついて他言しないでくれ、と万事屋に頼んだ。
でもそんな土方クンも若干は幽霊を信じている節があるらしい。
「え?何?おたく幽霊なんて信じてるの
痛い痛い痛い痛い痛いよ〜お母さ〜ん!ここに頭怪我した人がいるよ〜!」
「お前いつか殺してやるからな。」
まァ坂田がからかわない訳ないよね。
赤い着物の女を見たのか、と問った沖田クンに土方クンは首を降るが、昨晩妙な気配は感じたのだという。
またそんなことを言って「痛い痛い痛い痛い痛いよ〜お父さ〜ん!」とドSコンビにいじられていた。
いい加減学ぼうぜ。
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通行人N(プロフ) - ミウラさん» コメントありがとうございます(_ _;)そう言っていただけてとても嬉しいです✨これからも更新頑張りますので、温かい目で見守って頂ければと思います。是非、また感想をお聞かせくださいね! (2023年4月2日 14時) (レス) id: 39adec4ff4 (このIDを非表示/違反報告)
ミウラ(プロフ) - 本当に大好きです (2023年4月2日 14時) (レス) id: 3b25166bee (このIDを非表示/違反報告)
通行人N(プロフ) - ありがとうございます〜!自分の妄想を並べているだけですが楽しんでいただけたなら光栄です。これからも頑張るので宜しくお願いします! (2022年9月25日 16時) (レス) id: 653891ee58 (このIDを非表示/違反報告)
リンくん(プロフ) - 面白いです!これからも頑張ってください!! (2022年9月24日 18時) (レス) @page47 id: a5a7605112 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:通行人N | 作成日時:2022年7月20日 11時