【第63話】舞い落ちる花 ページ16
小池俊司side
次の日ーーーーーー
休み時間、教室には全然人がいない
昨日の電車…
Aを守るとはいえ、抱きしめちゃったの
ヤバかったな〜///
もう、あんなことしないように気を付けなきゃ
大悟｢俊司｣
でも、Aと大悟くん…
あの電車の中で何があったんだろ…
大悟｢俊司！｣
もしも、何かあったら…
大悟｢俊司！！！｣
俊司｢うわっ！びっくりした！！｣
大悟｢なにボーッとしてるの？｣
考え事をしていると目の前の席に座っている大悟くんが
僕の名前を叫んで呼んでいた
俊司｢ごめん、ちょっと考え事……｣
大悟｢……ねぇ、俊司｣
大悟くんが今度は優しく僕の名前を呼ぶ
大悟｢俊司あのね。
俺、Aさんのこと好きみたい。｣
俊司｢……え｣
時間が止まった
そう感じてしまうほどの衝撃の言葉
大悟｢気付かないようにしてた。
素直な気持ちなんて言えないと思ってた。
でもやっぱり無理だった。
好きなんだって。この感情には逆らえなかった。｣
大悟くんがAのことが好き
そうなんだ。
好きなんだ。
そっか。
だったら応援しよう
応援するね、頑張って。
そう伝えよう。
俊司｢そうなんだ…
じゃあ、僕はーーーー｣
あれ？
なんで言葉が出ないんだろ
応援する。って言うだけなのに
大悟｢俊司…
泣くなよ……｣
いつの間にか目から溢れ出る涙が頬を伝っていた
俊司｢大悟くん…僕……応援…｣
大悟｢しなくていいよ。
俊司の気持ちが…自分の気持ちが1番なんだから
俺のことは気にしなくていいよ。｣
その時、窓から吹いた風にのせて
花が僕たちに舞い散ってきた。
それがあまりにも綺麗で
あの時、Aに出会った日のこと思い出した
ネームプレートを握りしめる手に力がこもる。
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蒼空(プロフ) - むむさん» ありがとうございます！太田くん大好きな作者ですので、そう言ってくれると書いて良かったと思えます！これからも、ご期待に添えれるように頑張りますのでよろしくお願いします！！ (2021年7月19日 16時) (
レス) id: 22da19e641 (このIDを非表示/違反報告)
蒼空(プロフ) - nnnさん» 健くん大好きで応援してたので、どこかのタイミングで出せたらと思ってたので出せて良かったです！またどこかで出せたら、いっぱい出そうと思うので楽しみに待ってくれたら嬉しいです！ありがとうございます！！ (2021年7月19日 16時) (レス) id: 22da19e641 (このIDを非表示/違反報告)
むむ - 先ほどシリーズの最初から読み始めて、面白すぎて一気に最新話まで読んじゃいました(>_<)特に太田くんと電話するお話が好きです！それ以外にもたくさんきゅんきゅんするシーンがたくさんあって読んでてほんとに楽しかったです(T . T)更新楽しみにしてます！ (2021年7月17日 1時) (レス) id: ee5355fc2a (このIDを非表示/違反報告)
nnn - 平本くんを入れてくれてありがとうございます！！更新頑張ってください！ (2021年7月16日 23時) (レス) id: af7511a66a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼空 | 作成日時：2021年6月26日 17時
