私の周りに邪神様が居る件について話そうか。

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「……………。」


どうも、私です。Aです。

洋服屋に到着し、さっそくニャルさんを着せ変えているんですが。


「なぜだ…！！目立たないようなダサめの服選らんでんのにニャルさんが着ると似合ってしまう…！！！」


「ありがとうございます？」


うーん困った。

さっきまでのスーツよりも少し目立たなそうではあるが、元が良いのだろう。
イケメンオーラがまったく隠せてない。

何回も試着を繰り返しているせいか、周りのお客さんがチラチラ見てくる。

早いとこ決めなければ…！


「んー……。あ、そうだ！」


フード、フードとかいいんじゃないか！？

フードなら、少しは顔を隠せるだろうし。



「ニャルさんニャルさん、フードつきのパーカーとかいかがでしょう？」


「パーカーですね、少しお待ち下さい。」


そう言うと、ニャルさんは試着室に入っていく。


パーカー好きな私が選んだんだ、多分いい感じだと思う。




「Aさん、お待たせしました。」


「来た来た……おー、似合うじゃないですか！」


似合うようには選んだけど、あんまり目立つのも嫌だから、灰色のパーカーで。
横に黒のラインが入ってて少しカッコいい。私も買おうかな…

下はこれまた普通のジーパン。


普通の物でも難なく着こなすイケメンなニャルさんは流石としか言いようがない。


「ニャルさん、フード被ってみてください！」


「ん…と、どうですかね？」


「…よし、これであんま目立たないかな？ニャルさん、オッケーでーす！」



買い出しも済んだ、お昼ご飯も食べた、服も選んだ。


…よし、帰ろうか！！！


正直言えば、色んな視線が飛び交って凄く精神的に来てました。
早く愛しのmyホームに帰りたい。





「お会計も終わった…よしニャルさん帰りましょう！！」


「はい、分かりました…あ、フード被っときますね。」





こうして私達は帰路についた。





夕御飯作りはニャルさんにも手伝って貰おうかな。





…あの人、料理なんてできるんだろうか…。

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