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深川side

トイレから戻ろうとした時、凛達の話し声が聞こえてなんとなく隠れてしまった…

凛「前言ってたでしょ?…私の大事なものだったら、なんでもいいって」

時「やっぱり逃げるんだ」

凛「そうだよ?私は時雨ちゃんから逃げるの、乃木坂からも」

…卒業の話かな
でも、逃げるってどう言うこと…?

時「やっぱり、臆病でどうしようもない人…」

凛「私は、臆病で弱くて脆い…そんなの、わかってる…でもさ、みんなそうは思ってないみたいだし…みんなの前では強くないといけない」

時「馬鹿みたい」

冷たく言い放った時雨ちゃんを、優しい目で見ている凛は
臆病なんかじゃないと思う…

凛「私の目標だから、しょうがないの…求められてるものより、いいものを提供するのが…ファンにもメンバーにも、スタッフさんにもマネージャーにも…」

時「雫は…」

凛「あの子が想像してたアイドルより、頑張ってたつもりなんだけど」

時雨ちゃんが押し黙ったのを見て、凛は急に真顔になった
さっきの時雨ちゃんの声より、冷たい表情…

凛「ただ…私、時雨ちゃんの期待には答えられないね…もっとじんわり痛めつけたかったでしょ?」

…痛めつけたかった?
時雨ちゃんの期待…?
もしかして…

凛「もう終わりにしよっか」

時「まだ…終わらないから…」

そう言い残して、時雨ちゃんは行ってしまった…

深「凛…」

凛「!…なんでまいまいにばっかり見られちゃうんだろうなぁ」

笑っているのに、悲しそうで…
凛が今何を考えてるのかわからなくて…

深「卒業するのって…」

凛「……時雨ちゃんがなにかする前に、私は乃木坂から離れないと」

深「そんなのみんなが聞いたら…」

凛「だから言わない…まいまいには聞かれちゃったし、流石に隠せないから言っただけだよ」

深「待って」

今止めないと、多分もう止められないから
部屋に戻ろうとしていた凛を引き止めた…

なにをどう言えば、この状況が変わるのか…
考えてもわからなくて、言いたいことをそのまま言ってしまう…

深「私、言ったよね…凛がやめたくて、やめるんだったらなにも言わないけど…そうじゃないなら、止めるって」

凛「うん」

深「絶対、やめさせたりなんかさせないよ」

凛「どうやって?」

深「そんなの決まってないけど、私諦めないから」

これ以上問い詰められると、なにも言えなくなっちゃうから
凛より先に部屋に戻った

ー→←ー



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koharun29(プロフ) - 凛さん» そうだったんですね!全然大丈夫ですよ!!凛さんのペースで!!更新される新しい話楽しみにしてます!!! (2017年11月20日 18時) (レス) id: e4e8607028 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - koharun29さん» 全然更新しなくてすいませんっ (2017年11月19日 22時) (レス) id: 96d50b5653 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 公開せずに更新してるからかもです…書き直して更新して…消して…とかやってるので (2017年11月19日 22時) (レス) id: 96d50b5653 (このIDを非表示/違反報告)
koharun29(プロフ) - 更新された順のところには1番上に出て来るのですが実際は前回読んだところから変わってなくて、、、こちらの不具合でしょうか?( ; ; ) (2017年11月19日 21時) (レス) id: e4e8607028 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:goo___** | 作成日時:2017年10月31日 1時

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