え！？あのハイネ先生に奥さんいたの！！？【王室教師ハイネ】

love my wife …33 ページ36

ブルーノside







今は晩餐の時間。


カイ兄さんもレオンハルトもリヒトも席に着いて料理が運ばれてくるのを待っている。


使用人「お待たせしました。」

と配膳係の使用人が俺達の食事を用意した。



カ/ブ/レ/リ「「いただきます。」」




運ばれてきたのはキラキラと輝く高級料理ばかり。


ナイフとフォークを使って食事をとっているときーー



ブ「…ハッ！！」←


リ「！？」


俺の隣に座るリヒトが驚いた様子で目を見開いた。


リ「ど、どうしたの？ブル兄。」


ブ「あ…いや、何でもない。少し考え事をしていただけだ。」

するとレオンハルトが


レ「え！？ブルーノ兄様お悩み事ですか！？」

カ「ブルーノ、どうしたの…？」


ブ「あ、いや、ただ師匠はどちらで食事をしているのか気になって…」


すると



リ「あーっ！もしかしてブル兄、ハイネ先生達とご飯食べたいんでしょーっ！ほんっとハイネ先生大好きだよねー！ブル兄は！」


レ「で、でもブルーノ兄様、今までの王室教師は全て自分の部屋で食べていたから、ハイネ達も自分の部屋で食べているんじゃないでしょうか？」


カ「俺も…先生達と、ご飯食べたい…」


リ「おっ、カイ兄も一緒に食べたいんだね！」

カ「うん…。ご飯楽しくなる…」

レ「えっ…」←



ブ「…」


し、師匠と夕食を共にしたいのはしたいが…ッ！←

本当は以前ハイネ先生の歓迎会をA先生にもやりたいと思っていたのだ…


賛成してくれるだろうか


ブ「あの、少し提案があるんだが。言ってもいいか？」


レ「どうしたんですか？ブルーノ兄様」



ブ「できれば、A先生の歓迎会もしたいと考えているんだ。どう思うか？」



リ「えーっ！？本当！？やりたいやりたい！いつやるのー！？」

レ「ま、またやるの…？(゜д゜)ﾎﾟｶｰﾝ」

カ「楽しみ…」



ブ「じゃあ決まりだな。明日では急すぎるから明々後日に行うとしようか。」



リ「そうだね！じゃあ俺また飾り付け担当するねっ！」

カ「俺も…お花とか…集めてくる。」

レ「僕はまた鹿を捕まえて来るぞ！」

ブ「そうだな。鹿肉は女性の体にも優しいと聞く。貧血の予防にもなるそうだ。」

レ「兄様のためなら僕、頑張って獲ってきます！」

ブ「ああ。」




それじゃあ！と立ち上がるリヒト。

リ「A先生の歓迎会も頑張って成功させよー！」


カ/ブ/レ「「おーーっ！！」」









こうして王子達は、新たな王室教師の為に計画を立てるのだった。

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