love my wife …34 ページ37
貴方side
先ほど、使用人さんに夕食を運んでいただきハイネと一緒に食事をとっています！
ハ「…このお肉…。とても柔らかくて美味しいです。」
フォークとナイフを器用に使ってお肉を食べるハイネ。
貴「はむっ…わ、美味しい〜！王宮のご飯はやっぱり格が違うんだね！」
ハ「そうですね。でもAの手料理の方が美味しいですよ」
貴「！！？」
えっ、何なに最近ハイネにご飯作ったっけ…？
ハ「まだ私達が教会で働く前、の事でしたけど…。」
貴「随分前の事、よく覚えてるねハイネ 笑 でもそれって…」
ハ「あの時のAは本当に可愛いかったですよ笑 慣れない包丁を使って一生懸命作ってましたから。」
貴「ちょ…！それって初めてハイネに作って美味しくできなかった奴じゃん！そんなのと王宮のご飯一緒にしちゃいけないよ…」
そう。遡ること数年。
私達が若かった頃、私はハイネに初めて料理を作った。
作った料理はハンバーグのつもりだったんだけど
お肉は焼け焦げ、サラダは1枚1枚葉が大きくて、スープは殆ど味がないほど薄くて、ご飯はおこげ…
見た目的にも絶対不味い料理。
それなのにハイネは嫌な顔せずに「美味しい」って言って全部食べてくれた。
私はあの時、不味い筈なのに全部食べてくれたハイネに「これ以上不味い手料理振る舞う訳にはいかない」と思って料理や栄養分野を勉強して、今はマトモに作れる様になった。
ハ「今だから言えますけど、あの料理はお世辞にも美味しいとは言えませんでしたね。でもAの料理はとても美味しいですよ」
貴「ふふふ。ありがとう。でも、あの時に食べてくれたから、今はマトモに料理が作れるようになったと思うんだ」
ハ「人生勉強ですね。笑」
貴「さすが王室の教師は言うこと違うね！」
ハ「Aもですよ。笑 まぁ、Aが作った料理なら美味しいも不味いも全部愛しくて仕方ないですけどね」
と、お肉を切って口に運ぶハイネ。
貴「…///(不意打ちやめてよ…//)」
ハ「顔真っ赤…。A、早く食べないと夕食が冷めちゃいますよ？」
私が食べましょうか？？と微笑みながら私を覗き込むハイネは、とても幸せそうに見えて、私も自然と笑顔になった。
貴「ちゃんと食べるよ〜！ハイネにはあげません！笑」
ハ「ふふ、またいつかAの手料理食べたいです」
貴「うん！許可もらえたらまた作るよ。」
そして私達は幸せな夕食の時間を過ごした。
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美優 - 凄く面白いです!?更新楽しみに待っています!?頑張ってください!! (2020年5月28日 4時) (
レス) id: 4852b9bccc (このIDを非表示/違反報告)
ハイネが大好きな人 - もう更新されないんですか？更新楽しみに待ってます。 (2020年5月13日 15時) (レス) id: eedc890ee9 (このIDを非表示/違反報告)
まぁこ(プロフ) - こんにちは！ 更新されるの待ったました！ 今月の30日からBSで一挙放送するみたいですよ。是非に♪ ハイネの小説の中で、この小説が一番好きです！胸キュンも多いし可愛いし可愛いし可愛い。笑 更新頑張ってください！ (2018年12月20日 23時) (レス) id: 0fca2029db (このIDを非表示/違反報告)
ユー - 奥さん可愛いです！！ハイネもカッコいいどす！普段は可愛いところもあり、時に男を見せられるのは惚れちゃいそうですね。早く続きが読みたいです！更新頑張ってください！ (2017年8月26日 4時) (レス) id: 51d1ba9355 (このIDを非表示/違反報告)
桃月千璃 - 奥さん可愛い。ハイネかっこ可愛い。続き楽しみにしています。更新、頑張って下さい。(｀･ω･´)ゞ (2017年8月20日 22時) (レス) id: c1fb54f25b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルイ x他1人 | 作成日時：2017年4月15日 22時
