え！？あのハイネ先生に奥さんいたの！！？【王室教師ハイネ】

love my wife …14 ページ17

レオンハルト王子side



…。課題がわからない。
兄様とリヒトは終わっているのに、僕は…。



…ん？


なんか、新しい教師とハイネが話している。

！！？


新しい教師が僕の方に来る！！





レ「…なんだ貴様。僕に指図することは許さないからな！！？」




貴「それではレオンハルト王子、どこが分からなかったんですか？」←


…(・ω・｀)←

聞 い て な い



レ「き、貴様！僕の言葉は無視か！」


王族に向かって…ッ！



貴「はいはい、わかりました。で、どこです？わからない所は。」


いや、わかってないだろ！
だから教師は嫌いなんだ！


レ「うっ！うるさいうるさい！僕に指図することは許さないって言っているだろう！」


…ふん、怖気ついたか！



貴「……。うるさいのって、誰のことです？レオンハルト王子。(黒笑」←



レ「……ッ！」


なんだ…今の…


貴「私は、教師という仕事を粛々とこなすのみなのです。貴方の機嫌とりなんて、致しませんよ。」




…。




…。



レ「…やっぱりハイネの嫁なわけだ…！」←





貴「後ほど王子様方にご褒美がございますから！さ、レオンハルト王子！頑張りましょう！」



も、もしかしてザッハトルテ…？



レ「…食べたい…ザッハトルテ…。」

貴「王子、ザッハトルテがお好きなのですか？」






はっっ！



レ「べっべつに、褒美が欲しいから言った訳ではない！ただ僕はザッハトルテが好きなだけだ！」



貴「そうですか！ザッハトルテ、美味しいですよね！私もよく自分で作ります！」



…は？←




レ「お前はザッハトルテが作れるのか？」


貴「え？はい！私は料理得意なんですよ！(ニコッ」


レ「…そうか。」



大したものだな。
すっ、少しは認めてやらんでもない…。


でっ、でも！
僕は教師が増えたことには納得していないからな！？



貴「では、レオンハルト王子！一緒に課題、クリアさせましょう！」



！？！


よし、逃げよう。←


ガタッ！


猛ダッシュだ！




貴「あっ！レオンハルト王子！！？」




僕は新しい教師をガン無視して、広間から猛ダッシュで逃げた。



貴「お待ち下さい！レオンハルト王子！！」



ふん！

勉強なんかするか！！


新しい教師も、他の王室教師みたいに勉強を押し付けるんだ！



僕の瞬足に女がついてこれる訳がない！

へっへー！僕の勝ちだ！




そうして僕は、広間から猛ダッシュで逃げた。









まだその時は、どうなるかも知らずに。

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