イグニハイド寮に猫の獣人が入ったらしい。【ツイステ】【男主】

40話 狩人と猫 ページ46

ルシアンside

「やあ！瑠璃の君(ﾛｱ･ﾄﾞｩ･ﾗﾋﾟｽﾗｽﾞﾘ)！今日は一段と瞳が美しい…」

『……ルーク、先輩。…ｺﾝﾆﾁﾊ。』

ルーク先輩……たまに、驚くようなところ、から……
出てくる時、ある。

…あれ、心臓に悪い。



『…僕に何か、用……ですか…？』

「毒の君(ﾛｱ･ﾄﾞｩ･ﾎﾟｱｿﾞﾝ)が君を呼んでいてね！連れてくるよう、頼まれたのさ！！なんでも、パーティの付き人にしたいのだとか。」

『……パーティ……？』

パーティ……ね。

ヴィル先輩が、参加するってこと、は……多分、オシャレ。

そんな感じ。


「そう！それに、ヴィルが欲しがっているブランドのトップデザイナーがかなりの偏屈者の獣人でね。同じ猫科の獣人じゃないと話を聞かないらしい。」

『…レオナ、先輩……も、ですよね。…猫科…』

「獅子の君(ﾛｱ･ﾄﾞｩ･ﾚｵﾝ)はその日用事があるからね。それに、君ならヴィルの期待に答えられるだろう？」

恐らく…ヴィル先輩に、期待、されてる。
…同じ輝石の国出身、だし………多分。

…待って先輩、なんで……レオナ先輩その日、用事あるって…知ってるの？…聞いたのかな……


…いや、ルーク先輩の事だ……観察したんだろう…

考えるのはやめよう…ルーク先輩、色々謎、だから…





『…そのパーティ、いつ……ですか？』

「引き受けてくれるんだね！嬉しいよ、ヴィルがさらに美しくなる！！」

『……ええ、まあ……準備とかも、ある、でしょうし…』

無計画で……事に及びたく、ない、から。

「パーティは今週のホリデーに行われる予定だ！瑠璃の君(ﾛｱ･ﾄﾞｩ･ﾗﾋﾟｽﾗｽﾞﾘ)、君がそれまでに美しくなっているのが目に浮かぶよ！嗚呼、服と靴、それにメイクは此方で用意させてもらうからね。」

『……頑張らせて、いただきます……』

外出届け……それに、イデア寮長に、なんて説明、しよう……









…パーティに、魚料理……あると、いいな。

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