14話 優等生の極意 ページ18
デュースside
母さんの為にも、優等生にならなくちゃいけない。
でも、今俺がやっている行動は優等生とは程遠いもの……
そこで俺!!…じゃなくて、僕は考えたんだ!!
優等生になるには、優等生に優等生になるための極意を教えてもらえばいいんじゃないかって!!
「ということで、僕に優等生の極意を教えてくれっ!!!!」
『…どうしたの、急に…。』
同じクラス、同じ部活、そして何より優等生!!
これ程いい条件の揃った人物はそうそういないが、
僕の身近にはいる!!それが…ルシー!!!
「ルシーは優等生だろ!?」
『…僕は、優等生じゃあ…ないと思う、けど…?』
「頭はいい、運動神経はいい、性格も良くて、先生にも頼られていて、同級生からの人望も厚い、先輩とも仲がいいルシーが優等生じゃなかったら、僕はなんだ!!!?平凡どころか屑になるだろ!?いいか、ルシーは優等生なんだ、いいな!?」
『……褒められてんだが、貶されてんだか……。…それに、優等生って教えたりするもんじゃ…ないと思う、けど…?』
「えっ!?…そう、なのか…!?」
じゃあ…僕は優等生に…なれないのか!?
『…うん。…デュースは、デュースにいい所が…あるんだから、それを伸ばして……人の役に立てれば、優等生、なんじゃない…かな?』
「ルシー……!!!そうか、そうだな!! 僕は僕のいい所を伸ばせるよう努力する!!ありがとう、ルシー!!これからも、優等生の見本でいてくれ!」
『…ははっ………でも、デュース……勉強は、頑張ろう、ね。』
「……あぁ。」
優等生の極意は学べなかったが…
優等生になるための道は見つけることが出来た。
これも全部、ルシーのおかげだな。
これからも、ルシーを見習って…僕は、優等生になってみせる!!!
『…教室のど真ん中で……恥ずかしくない、のかな…デュース……』
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御琴様 - イグニ寮長との関わりがもう少し欲しいです!!てぇてぇ!! (2月25日 19時) (レス) @page38 id: 492badaa2d (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - マイさん» 『…マイ、さん。…ありがとう…ございますっ…!…好き、だなんて……僕、嬉しい…です…!…コメント、ありがとう……ございます…!!』 (2020年6月1日 20時) (レス) id: cc29449791 (このIDを非表示/違反報告)
マイ - は?好き求めていた猫思考読みましたか?ってレベルですよ、好きですわ(告白) (2020年6月1日 2時) (レス) id: d1e84853e0 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 月兎さん» 『……月兎、さん……本当に、毎回…コメント、ありがとう…ございます…!…更新、遅くなって、申し訳ない、です……。…リクエスト、また、してください…ね…!』 (2020年5月19日 0時) (レス) id: f5ec0b6123 (このIDを非表示/違反報告)
月兎 - リクエストありがとうございます!すごく面白かったです、またリクエストします!更新頑張ってくださいね!楽しみにしてます! (2020年5月19日 0時) (レス) id: 6671492ea8 (このIDを非表示/違反報告)
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