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〜弐〜 ページ4
「攘夷がまた起こる?」
俺は土方さんに呼ばれ、現在土方さんの部屋にいる。内容は
“攘夷復興の恐れ有り゛。
「そうだ。」
煙草をふかしながら、土方さんは低い声で言った。
「過激派がまた計画でも?」
「いや、実はとあるグループが他の攘夷浪士達を集めて江戸城に乗り込もうとしているらしい。」
「ターミナルじゃなくて、江戸城…という事は桂が関連している可能性は少ないです?」
「まぁ俺もそう思っている。だが俺は彼奴も絡むと思っている。」
「…高杉。」
「そうだ。鬼兵隊が絡むと厄介だ。それに、将軍様や姫様に何かあれば、大騒ぎになる。
だからお前も目を光らせておけよ。一般市民に紛れて活動してる可能性もあるからな。」
「…へい。」
俺は頭を下げ、部屋を出た。
向かう先はやはり、
あの団子屋だ。
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作者名:赤珠(仮) | 作者ホームページ:http://flower1218
作成日時:2019年1月10日 23時