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次の日、授業はまだ簡単だった。
数学の授業では、みんな頭にハテナを浮かべていたけど
私は数学が得意なのでどうってことなかった。
昼休みには、鷲匠先生がわざわざ教室まで部活着を届けてくださったし、英太くんには同級生の名前を教えてもらった。
ウィングスパイカーの若利くんと大平獅音くん
セッターの英太くん、ミドルブロッカーの覚くん
リベロの山形隼人くんなど、人数は思ったより多くなくて、顔さえ覚えれたら大丈夫そうだなと思った。
｢じゃあ写真みせるから名前言ってみて｣
英太くんは楽しそうに笑いながらスマホの画面をみせる。
その笑顔がすごく素敵で、仲間たちのことが大好きなんだなあと微笑ましかった。
話を聞くところによると、スポーツ推薦組は春休みから一緒に練習をしていたからもうだいぶ仲良しらしい。
改めて馴染めるかどうか不安になったが、英太くんや若利くんがいると思って、今日は頑張ろう！
放課後になって英太くんと一緒に部活に向かう、
さすが私立ということもあって、すごく広い部室に男子バレーボール部の札がかかっている。
｢俺たちはいつもここで着替えてる。Aはどうする？｣
『あ、私気にしないよ？みんなと一緒に着替える！そっちの方が効率いいし』
そう言うと、英太くんの顔がじわじわと赤くなって
｢Aなあ、前から思ってたけどちょっとは危機感持てよ
仮にも全員男なんだぞ？一緒に着替えるなんて無茶言うな｣
『え？なんで？』
私は本当に気にしないし、お兄ちゃんの上裸とか見慣れてるもん。平気なのに。
｢あー！もう！！Aは良くても俺が良くない！
はやく更衣室行ってきて！荷物はここに置いていいから｣
英太くんに適当な理由をつけられた気がして、すごく不服だけど急いで着替えることにした。
紫色と白のジャージ、背中には白鳥沢とかいてある。
ハーフパンツも結構可愛い。せっかくだし短くして履こうっと！
着替え終わった私は更衣室を出て、部室のドアをノックした。
『英太くーん！着替えた！！』
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ピンス(プロフ) - 面白いです！続き楽しみにしてます！！ (3月26日 9時) (
レス) @page21 id: a7fb103bed (このIDを非表示/違反報告)
ふみ - わぁ〜！！超イイ話です👍 高評価とコメントさせていただきま〜す (3月11日 23時) (レス) id: 567d5d614d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みあ | 作成日時：2024年2月22日 0時
