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23枚目 ページ12

次は標くん。


黒服に連れられ標くんが出てきた。


ゼロ「落ちます。」

彼はそう言い
標くんの方へと走っていった。

ゼロ「無理して飛ぶことはない

わが みがか わいければ」


黒服の人たちに助言禁句だと言われ、

標くんの出てきた部屋に一緒に放り込まれた。

ヒロシ「何だったんだ?わがみが何とかって」

『鏡でしょ?鏡の事を標君に伝えたかったんでしょ?』

ゼロ「はい。そうです。よくわかりましたね。」

チカラ「どういうことですかー!」

かわ みがか わいければ

ゼロ「これを反対から読むんです。」

チカラ「なるほど〜」

黒服「出ろ。標が飛んだ。」

ゼロ「え?」

どうやって飛んだんだろうしかも開始45秒で


ゼロさんがさくら兄ちゃんの方へ行った。

ゼロ「お願いします教えてください。標くんはどうやってとんだんですか?」

さくら兄ちゃん曰く、

手を横にして親指を中に入れ、お辞儀をし、

親指はくっついているか離れているかと聞いたらしい

鏡とのぞき穴の視線を頭で隠し、サイドの視線は四本の指が壁になり見えない

それをものの10秒で見抜いたという。

標くんは一体何者なんだろう。

さくら「いやぁ。すごかったなぁ。教えてやったんだから条件呑めよ。」

そう言い残して去ってしまった。






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作者名: x他1人 | 作成日時:2019年8月2日 12時

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