LikeとHate.17 ページ20
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(緑谷side)
昼休みが終わろうとしていた昼頃、ガラリと教室の扉が開く。
緑谷｢あ、かっちゃ…………んん！？｣
その扉の向こうから出てきたのはかっちゃんと、かっちゃんに俵担ぎされて運ばれるAちゃんがいた。
その光景には僕だけでなくクラス全員が目をマン丸くして驚いている。
麗日｢あ！！さっきの可愛い子だ！！爆豪君その子が寝てる時ずっと寝顔見てたよね！！｣
緑谷｢え、そうなのかっちゃ……｣
爆豪｢み、見てねぇ！！！変な勘違いすんな、ころすぞ！！！｣
ぶわわっと顔を赤くして全否定しているかっちゃん。恐らく麗日さんが言った事は事実なのだろう。
上鳴｢俺その子と入学試験の日あったぜ！！一緒にご飯食べに行く約束した！｣
爆豪｢…は？(重低音)｣
上鳴｢いや、だからごは……｣
爆豪｢あ"ぁ！？(地獄の底から響く重低音)｣
上鳴君を鬼のような形相で睨みつけ、どす黒い声で怒りを顕にする。
かっちゃんはAちゃんの事が好きなのか嫌いなのかどっちなんだろう……。僕の予想では多分好きなんだろうけど。
中学校も同じ学校じゃないって理由で数ヶ月間ずっと機嫌悪かったし……
麗日｢その子の名前なんていうんだっけ……えっと確か…相澤Aちゃん、だっけ？｣
緑谷｢うん、そうだよ。あ、そう言えばAちゃんの名字って1-A担任の先生と同じ苗字だったよね。｣
上鳴｢妙に仲良さげだったよな！！｣
「仲よさげ」という単語にぴくりと反応するかっちゃん。前言撤回、やっぱりかっちゃんAちゃんにベタ惚れでしょ。
本人は多分気づいてないだろうし、Aちゃんも鈍感だから告白となると長い道のりになりそうだなこの2人……。
そんな事をぼんやりと考えているとAちゃんの口から思わぬ言葉が漏れる。
貴女｢ん……かっちゃ……｣
クラス全員｢っっ！！！？？｣
クラス全員の視線がAちゃんに向く。勿論Aちゃんはまだ眠ったままだ。
思わぬ所で自分の名前が出てきたかっちゃんはまたより一層顔に赤みを増した。
麗日｢ねぇねぇ！！今かっちゃんって言ったよ！？！｣
八百万｢青春ですわね……！！｣
芦戸｢ねぇ、この子めっちゃ可愛くない！？やばくない！？｣
ザワザワとAちゃんの話で盛り上がるクラスメイト達。
この日からAちゃんの株は急上昇したのは言うまでもない。
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みな - 終わっちゃうんですか？ (2018年8月6日 22時) (
レス) id: f515b25010 (このIDを非表示/違反報告)
サンソ(プロフ) - 千尋さん» ありがとうございます！！！こんなに気に入ってくれて本当に嬉しい限りです！！！これから頑張ります！！！ (2016年11月5日 20時) (レス) id: 9b49e45623 (このIDを非表示/違反報告)
千尋 - あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！もう、ほんとにかっちゃんがかっこよすぎるのと2人のかけあいが面白すぎます！私も書いているのですが、大差がありすぎて涙が(´；ω；｀)素晴らしい作品をほんとに読ませていただきありがとうございます！これからも頑張ってください！ (2016年11月5日 18時) (レス) id: 0a5f525b5b (このIDを非表示/違反報告)
サンソ(プロフ) - りあさん» 初めてだったんですか！！！面白いだなんて……！！嬉しすぎて鼻から煙出そうです……。全裸はダメですよ！？隠すところ隠してくださいね！！？ (2016年10月28日 22時) (レス) id: 9b49e45623 (このIDを非表示/違反報告)
りあ(プロフ) - 初めて読むヒロアカの小説がこれでよかったです!すごく面白くてはまってしまいました!笑 とくに【】の部分とか、てか全部ですけど、tttとりあえず面白いです!更新全裸待機!!!!! (2016年10月28日 18時) (レス) id: 9851f42922 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サンソ | 作成日時：2016年10月14日 9時
