【鬼滅の刃】生きるために刀を握れ！ 参

幕間 ページ30

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Aちゃんのコソコソ噂話



柱に慣れた頃、蜜璃ちゃんの豊満なお胸に沈められたAちゃん(抱きしめられただけ)は、鼻血を出して失神したことがあるらしいよ！



『待って!?それ言わないでっつったよな!?』



神様は何をしても許されます。なぜなら神だから…。



『作者が神様なわけないじゃん！ほんと最悪！』



因みに、失神したAちゃんを1日介抱するために、その日伊黒さんと過ごす約束してた蜜璃ちゃんは、ご丁寧に伊黒さんに断りを入れちゃって、Aちゃんは暫く伊黒さんにネチネチされるよ！



『あー…ふふっ…でもあれ面白かったな』



それでは当時の様子をどうぞ！



―――



「…わかってるな、神凪？」

『いえ、全く何もわかりません』



目を覚ませば、鬼の形相で日輪刀を構える伊黒さん。

…待って、本当に何してるのこの人？



『！…まさか伊黒さん…！…あの…流石に私の体型では蜜璃さんの代わりは務まらないかと…』

「何の話だ殺すぞ貴様…」

『冗談です冗談』



とりあえず日輪刀を収めてくれと言うも、引く気配のない伊黒さん。



「久方ぶりの甘露寺との休暇をお前に潰された」

『…は？』

「次の同じ休暇日まであと何日あると思ってる…!!」

『(ええ…)』



…いや、まああの2人一応公式だし、私もおばみつ！とか言ってたけどさ…ここまでとは……。



『(はぁぁ…とばっちりだ…蜜璃さん助けてくれ……)』

「とにかく貴様を許す訳には…！」

『だからって日輪刀振り回す意味ないですよね!?』



と、暴れると、踏ん張る伊黒さんは、ずるりと布団で滑った。

グサッ



『ひっ…！』

「っ！」



刀が頭の上に刺さったかとおもえば、バン！と顔の両側で音が鳴り、反射で目をぎゅっと瞑れば、自分の上に軽く伸し掛る重み。

ゆっくり瞼を開けると、目の前に伊黒さんの顔があった。



『(…改めて見ると、伊黒さんの目って綺麗だな…)』

「近い！」

『ええっ!?そっちが倒れて来たのに!?』



なんて言っていれば、バシャン！と何かがひっくり返る音がし、2人してそっちに顔を向ければ、



「い、伊黒さん…何してるの…？」

「甘露寺…!!」

『(やっべ修羅場…)』

「Aちゃんが…押し倒されてる…」

「『!!』」

「ち、違う！これは！」

『違います蜜璃さん!!』

「しのぶちゃあん！Aちゃんがーっ！」

「甘露寺ーっ！」



その後、しのぶさんに怒られる伊黒さんを見て笑ってしまえば、物凄い殺気を放たれた。

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