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志麻side









みんなとの打ち合わせを終えて、さかたんと一緒にAちゃんのいる病院へ向かう前に、お見舞いに何か果物でも買おうと言うことになり、スーパーにやって来た









志「なぁ、Aちゃん記憶喪失したって言うことは自分が踊り手やっとったこと忘れとるん?」









さかたんは真剣に果物を選びながら思い出したようにあぁ、と言ってから








坂「確かに……目ぇ覚ましたの昨日やったし、まだちゃんと話せてへんわ。あとで言わなあかんな」








と、苦い顔をして言った






志「俺らが浦島坂田船だってことも忘れとるんやろーな……あー、あの言葉も忘れとんのか(小声)」









『うらさんやなくて俺のこと頼って』









そーゆー意味を込めたけど…記憶を失っている今なら俺の方が一番になれるんとちゃうかな?ふと、そう思ってから、なんか性格悪い考え方だな、と思った









坂「……志麻くん?どうしたん?ぼーっとして」









志「あ、すまん。なに?」









さかたんは片手にりんご、もう片手に苺を持っていて、どっちがええかな?と聞いてきた









志「…Aちゃんの好物ってなんなん?」









さかたんはそれが俺も分からんのや!とドヤ顔をしていた。兄妹だとフツー分かるよな←









坂「うらさんにでも聞いてみるかな」









さかたんはケータイを取り出して、うらさんに連絡を入れた。正直、なんでうらさんなん?って思ったけど、さかたんがうらさんのこと信頼して頼るのは当たり前か…と、一人で納得する









坂「……あ、返信きたわ。えっとね、イチゴやって!志麻くん買ってー」









俺にイチゴのパック(一番値段高いやつ)を渡してくるさかたん…。実際、さかたんやなくて、Aちゃんが食べるんやし、いっかと思ってそのままレジに向かう









スーパーから徒歩15分くらいで病院に着くらしく、イチゴのパックを持って病院まで歩くことにした

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星夜 - 普通の本とかでもそうですが、小説で泣いたのは初めてでした。夢主さんの言葉1つひとつが刺さって感動しました。これからも頑張ってください。応援しています。 (2020年7月25日 3時) (レス) id: fc51e2690a (このIDを非表示/違反報告)
どこかにいる人 - はじめて小説で泣きました。 更新するのは、作者さんの自由です! 自分のしたいようにしていいと思います! 上からですいません、 これからも頑張ってください? (2020年6月29日 21時) (レス) id: de26dda9b0 (このIDを非表示/違反報告)
M,N - めっちゃ神作じゃないですか!あれ、自然と涙が(( (2020年4月14日 21時) (レス) id: 904654b86c (このIDを非表示/違反報告)
M,N - めっちゃ神作じゃないですか! (2020年4月14日 21時) (レス) id: 904654b86c (このIDを非表示/違反報告)
琴葉(プロフ) - すごい、小説でこんなに泣いたの初めてかもしれない。号泣しちゃったじゃないですかどうしてくれるんですか() 、神作御馳走様でした。 (2018年12月27日 2時) (レス) id: d20ce6748b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2017年9月9日 0時

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