○てつやside ページ24
シャワーを浴びながら考える。
基本的にAは俺にも他のメンバーに対しても、どこで誰とやってこようが気にしない。
そーゆーお友達？いいんじゃない？って感じだ。
だから、意外だった。
なにがAの琴線に触れたんだろうか。
『ごめん、本当に単なる私のわがまま。ここに住むようになって、てっちゃんとも毎日過ごして、それで、独占欲的な？そんなの出来ちゃったみたいで、さっき香水の匂いですごく気持ち悪くなった』
『本当にごめんなさい。私がここに住まなかったら、全然気にしなくていいのに。もう気にしないから、てっちゃんもいつも通りでいいよ。遊ぶのも大事だろうし』
まったく、Aは本当にわかってない。
どれだけ俺がAのことを大切に思ってるか。
女とデートしてホテル行って、ってそんな遊びするのと、Aが嫌がることを天秤にかけたら、かける間も無く傾く。
Aが嫌がるなら、彼女でもない他の女なんて本気でどうでもいい。
「もう他の女と遊びに行ったりしないよ。」
『いいよ、遊びに行って。息抜き必要でしょ』
「んーんいらない。そのかわり、Aが俺と遊んでよ。あ、そーゆー意味じゃなくてね？デートとかね？」
『私とはたまに行くじゃん』
「足りないよ。もっと構ってよ俺に。」
『てっちゃんが編集終わってないのが原因』
「Aが遊んでくれて呼んだらすぐ来てくれるならいつでもやる気出るよ。すぐ終わる。もっと俺に優しくして？」
『十分てっちゃんには甘いと思うんだけど。虫さんから怒られるもん、あんまり甘やかさないでって』
「虫め。うーん、とりあえず一緒寝よ？Aもう眠たいでしょ」
『なんでわかるのー』
シャワーを浴びた後、Aの部屋に入れてもらってベッドでお話しした。
さっき泣いたからか、少し眠そうなA。何年見てきたと思ってるんだ、そのくらいすぐわかるよ。
一緒にベッドに横になって、さっきは手を伸ばすことが出来なかったAの顔を、今は腕の中に閉じ込める。そして、相変わらず綺麗でサラサラな髪の毛に指を通す。
Aも俺の服を手で握って、大人しく俺にされるがまま。もう後数分で寝るだろう。
『てっ、ちゃ、…だい、すきぃ…』
寝るギリギリで言った言葉だろう。もう寝息が聞こえている。
また、あの言葉が蘇る。
もうすでに妹なんてレベルを超えるくらい大切で大切な女の子なんだけど、これはどう言った感情なのかはまだわからない。
だけど、とりあえず。
「A、俺も大好きだよ。」
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向日葵(プロフ) - ありりさん» 方言難しいです(ー∀ー；)教えていただければ直しますので、もしよければお願いします！応援ありがとうございます！！ (2018年8月4日 0時) (
レス) id: 2860bfe592 (このIDを非表示/違反報告)
ありり - 三河弁の使い方がちょっと間違ってますよ！でも、話はおもしろいので好きです！頑張ってください！ (2018年8月4日 0時) (レス) id: 1bde464241 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - 深流さん» てっちゃんは可愛くがモットーです！笑応援ありがとうございます！ (2018年8月1日 10時) (レス) id: 2860bfe592 (このIDを非表示/違反報告)
深流(プロフ) - てっちゃんが可愛い！続き楽しみです。 (2018年8月1日 7時) (レス) id: 44dc2a6335 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - るるさん» 嬉しいです〜！自己満なのにそう言ってもらえるととっても頑張れます(^^) (2018年8月1日 2時) (レス) id: 2860bfe592 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおい | 作成日時：2018年7月21日 0時
