甘いものは世界を救う。 ページ7
『うっわ、、』
目の前で
ものすごく高いパフェを頼みやがった。
年上は敬うべきでは?
私もロクな年上じゃない自覚はあるけど。
『悟。一応確認するけど
さっき頼んだの何円?』
「1000円ちょっと。」
『はぁ〜、、』
いくら此処がそこそこ高い
お店だとはいえ
1350円は高い。
メニューを見て幻覚でも
幻聴でもないことに肩を落とす。
そうこうしているうちに
悟のパフェと私のチーズケーキが
運ばれてきたのでありがたくいただこう。
『頂きま―――、、』
目の前に見たことのない天使がいた。
あれは悟じゃない。
紛い物だわ。
とりあえず携帯を取り出して
写真を撮る。
最高。
可愛い。
結局私は
悟がパフェを食べ終わるまで
撮影しかしていなかった。
チーズケーキは
結局悟に食わせた。
可愛い一面も見れたところで。
そろそろ私は沖野家の連中に
こき使われる時期がやってきた。
正確に言えば
五条家の奴等。
祝い事だか祭り事だか知らないけど、
毎年毎年、尋常なく私のことを
こき使わないでほしい。
『帰るか。もうさすがに終わってるでしょ。』
時計を見ると14時を指している。
満足そうな悟を横目に
少し可愛いと思った自分がいた。
*――――――――
『たまには回り道するか〜』
「、、お前それ、、」
『御礼は?』
「、、アリガトウゴザイマス。」
『よしよし、可愛い可愛い。』
「子ども扱いすんなよ!」
ぶっちゃけ、どっちも子供。
―――――――――*
・
83人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
光華(プロフ) - 更新お疲れ様でした この作品大好きです (2021年5月8日 19時) (レス) id: a571740452 (このIDを非表示/違反報告)
よもぎ - おもしろいです!早く続きが気になります!! (2021年4月11日 20時) (レス) id: 56311d91ab (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:381 | 作成日時:2021年3月29日 7時