ク ズ 二 乗 【五条悟】

ぶりぶりブリ子 ページ24

お見合いだってぇ〜
沖野ぉ〜ちょっと無理。


『悟助けてお見合いだ。』

「ん〜、、、はぁ？」

何でそんな喧嘩腰なの。
ちょっと怖い。
何々どうした？

「、、断れよ。」

『当たり前すぎる。』

でもなんで悟がそんなこと
気にするんだ？
私の事気に掛けるなら
自分のこと気にすればいいのに。

心配ありがと、
そう悟に呟いて
慣れない着物を着る。

着付けとか教えてもらってたのは
こーいう時の為か。
良くできてるわ。



『スーツしか受け付けね〜、、』


牡丹の華があしらわれた
着物は私には似合わない。
マジで私スーツかパーカーしか
着ないし着たくないから！



がらっと書院造りの
部屋に足を運ぶ。
正座で相手を待つとか
めんどくさい。


足がぁぁぁ！！！


痺れるぅぅぅぅ！



レディを待たせるとかマジで
ルール違反。私男尊女卑人間じゃねーし。
女全員が従順だと思うなよ。






「初めまして。」


『、、、』


何も言わないで頭だけ下げる。
土下座してるみたいだ！！



結局は権力を得るための
道具として育てられたんだろうなぁ〜
そんなのとっくの昔に認めたし
判ってるけどいざ目の前に
在るとそれはそれで
嫌だね。


反吐が出るわ。




『お見合いということで。
　私は残念ながらこの後用事がありますので。』


失礼します。能面の顔で
私は相手に告げる。
どこの誰とも知らない奴と
話す時間もいる時間も。
全部ないんだっつの。


ゆーとーせーとやらじゃなくて
ごめんなさいだけど！！




私は残念な女なの。





*―――――――――
『ただいま。』
「おか、、、なにその恰好。」

『やっべ、着替えるの忘れてた。』
「、、、意外と似合ってる。」

『何か言った？』

ごめん聞こえなかった。
――――――――――*









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二酸化炭素で儲かる世界→←現実逃避縋れ。

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