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目の前にいる彼女は、
少しやつれていた。
ちゃんと眠れてる?
他の人と話して、笑えてる?
お互いにお互いが必要すぎて、
離れてしまった。
Aには悪いことをしたと思う。
こうでもしないと、
私の望むことが、思い描く世界が。
Aの存在で揺らいでしまうから。
それだけだから。
嫌い、なんて感情は持ってないよ。
片腕を抑えながら、彼女に笑いかける。
久しぶりに彼女の顔を見た。
こんなに細かったっけ。
こんなに色白だったっけ?
もっと笑う子だった。
血が垂れて、彼女の涙も
ぽろぽろと流れ始めた。
ごめんね。
今まで許されない事を
ずっとやってきた。
今でも、こんな私を好きでいてくれるなら、
「手、出してみて。」
・
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381(プロフ) - 凛愛さん» 有り難う御座います〜!!こちらこそこんなに所に来て戴いてコメントまで残してくださり嬉しい限りです、、、、! (2021年4月18日 13時) (レス) id: 3d32cddfa0 (このIDを非表示/違反報告)
凛愛(プロフ) - 最後の、「息を止めて〜」からの文章が切なくて綺麗でめちゃくちゃすきです(´TωT`)素晴らしい作品をありがとうございました(´TωT`) (2021年4月18日 11時) (レス) id: 54fac0fb28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:381 | 作成日時:2021年4月17日 7時