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303話 ページ9

優「ぱぱ、と…おにー、ちゃん、と……せんせ…!」




園子「あらー、優ちゃんは家族が大好きなのね!でも先生って?」



蘭「あ、それは如月先生っていう優ちゃんの担当のお医者さんの事なの。ずっと一緒にいるから優ちゃんは家族として認識してるみたい」



園子「えー、それなら優ちゃんは今恋人はいないのかー。ならなら、優ちゃんの家族の話聞かせて?お父さんって学校の理事長なんでしょ?怖くないの?」



またも話は変わり優の家族の話題になった


如月も恋バナが終わったこと、優に彼氏がいなかったことに安心したのか自身の仕事に再び取り組み始めた





























暫く会話をしていると、優のスマホにメッセージが届いた


優はスマホを開いてメッセージを読むと嬉しい内容だったのかニコニコと笑いながら返信を打つ





園子「優ちゃん、何か嬉しい内容だったの?」




優「あの、ね…パパが……これ…!」



優はメッセージを2人に見せるとその内容に目を見開いた




蘭「え、凄い!堂本ホールのこけら落としのコンサートのチケット!」



優「……パパ、行こう、て……!」



園子「そのチケットって席は下でしょ?もしなら特別な席用意してあげようか!」



優「?」



園子「私そのコンサート見に行く予定だし、おじ様に頼めばきっといい席に変えてくれるわよ!優ちゃんピアノ好きなら尚更よ!」




なんと、園子も同じコンサートを見に行く予定だったようで、コネを使い良い席に変えてくれると言うのだ


優は喜び半分、申し訳なさ半分でどうするか悩んでいた



だが、園子の



園子「滅多にない機会なんだし、この園子様に甘えちゃいなさい!」


という勢いに負けたのか優はお願いしますと席の変更を頼んだ




園子「じゃあリハーサルとかも見に行ってみない?もしかしたらピアノ触らせてもらえるかもよ!」


優「…いつ、です、か?」



園子「再来週だけど、予定は空いてる?来たい人全員呼んじゃって良いわよ!」



優「……え、と…せんせ、聞いて、みます」




優は席を立ち、少し離れた席にいる如月の袖を軽く引っ張った


そして、今の流れを説明し、リハーサルに行っても良いか確認する



如月はその日は何も予定が無いため、自分が着いていくと許可を出した




如月「それと、分かっているとは思うが当日は學峯から離れたらダメだからな?」



優は大きく頷き、嬉しそうに席に戻ってきた

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朔良(プロフ) - 更新ありがとうございます!レオンさんの作品好きなので嬉しいです!続き楽しみにしています✨ (3月25日 19時) (レス) id: 1241cd7bca (このIDを非表示/違反報告)
ミルメーク(プロフ) - 更新待ってます!! (3月13日 20時) (レス) id: b3b06100e3 (このIDを非表示/違反報告)
nikonikomizuka(プロフ) - 続きお願いします!! (3月4日 23時) (レス) @page15 id: b3b06100e3 (このIDを非表示/違反報告)
レオン三世(プロフ) - 月歌兎さん» 連絡ありがとうございます!!!!!新しく作品は書いてないです!(めちゃくちゃノロマ亀です)!似てる作品は沢山あると思うのでしょーがない!と思っていただけたらと思います!! (1月23日 21時) (レス) id: 4dd7233d77 (このIDを非表示/違反報告)
月歌兎(プロフ) - AYANEさんという方の理事長の娘という作品です。タイトルも似ていて設定等も全く一緒ってわけではないですが疑問に思ってしまったのでコメントさせて頂きました。 (1月15日 0時) (レス) id: 6f7c05232e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レオン | 作成日時:2020年7月1日 0時

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