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301話 ページ7

翌日、優が起きると既に學峯、学秀は家にはおらず、如月がリビングで本を読んでいた




如月「お、起きたか。気分はどうだ?」



優「げん、き……!」



如月「よし、それじゃあ朝ごはん食べたら早速楽しい事やろうか!」



優は用意されていたご飯を食べ、片付けを済ませると如月から少しソファーで待っていてくれと言われ静かに待っていた



如月は2台のパソコンを取り出し、暫くパソコンを触り続けてから優を呼んだ





如月「いいか、これから教える事は誰にも言っちゃ駄目だぞ?學峯にも学秀君にもな。約束できるか?」




優「……怖い、こと?」



如月「怖くないさ、寧ろ世界が広がって見えるぞ!」



優「!」



如月はこの日を境に頻繁に優にとある事を教え始めることとなる









あっという間に夕方になり、今日はこの位にしようとパソコンをカバンにしまった




如月「どうだった?やっぱ最初だし難しかったか?」



優「…?かん、たん……だ、た」



如月「!!そりゃよかった、ならこれからも沢山教えてやろう!」




優は夕食の用意を如月と共にすると學峯と学秀が帰ってくるのを待っていた








学秀が帰宅するなりうっすらと怪我をしているのを見つけ直ぐに優は如月を 呼んだ


学秀は今日の事は何も聞かないでくれと優に告げると優の今日の一日を聴き始めた



最初こそ不思議に思った優だが、自身の一日を如月との約束通り本当の事は言わずにパソコンの使い方を教えてもらったと言う




学秀「パソコンか、優は得意なはずじゃ?」



優「あの、ね……」



何を言おうか迷っていると如月が助け舟を出した



如月「優が得意な分野をもっと得意にしてやろうと思ってな、タイピングのコツとかメモの残し方とか教えたんだよ」



学秀「そうだったんですね」



優「…ごはん、食べ、よ…!」



優は椅子に座ると学秀と如月の3人でご飯を食べ始めた




学秀「明日から休みだけど、休みが明けたら学校は行くのか?」



優「……ちょ、と……怖、い」



学秀「そうか…たまに休むのも大事だからな。優のペースで学校に行くのが1番いいよ。あまり無理しちゃ駄目だからな?」



学秀は笑いかけると優もそれに答えるように笑い返した




如月「あ、そういや明日と明後日優は遊びに行くぞ、な?」



学秀「遊びに?」



優「あの、ね…蘭、さん……!」



その一言で全てを察したのか学秀は楽しんでおいでと微笑んだ

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朔良(プロフ) - 更新ありがとうございます!レオンさんの作品好きなので嬉しいです!続き楽しみにしています✨ (3月25日 19時) (レス) id: 1241cd7bca (このIDを非表示/違反報告)
ミルメーク(プロフ) - 更新待ってます!! (3月13日 20時) (レス) id: b3b06100e3 (このIDを非表示/違反報告)
nikonikomizuka(プロフ) - 続きお願いします!! (3月4日 23時) (レス) @page15 id: b3b06100e3 (このIDを非表示/違反報告)
レオン三世(プロフ) - 月歌兎さん» 連絡ありがとうございます!!!!!新しく作品は書いてないです!(めちゃくちゃノロマ亀です)!似てる作品は沢山あると思うのでしょーがない!と思っていただけたらと思います!! (1月23日 21時) (レス) id: 4dd7233d77 (このIDを非表示/違反報告)
月歌兎(プロフ) - AYANEさんという方の理事長の娘という作品です。タイトルも似ていて設定等も全く一緒ってわけではないですが疑問に思ってしまったのでコメントさせて頂きました。 (1月15日 0時) (レス) id: 6f7c05232e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レオン | 作成日時:2020年7月1日 0時

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