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296話 ページ2

二学期が始まり、既に9月も半ばとなった



体育祭も近付き、生徒達は体育への力も入ってきているようだった

そんな中、優は体力面を考慮し体育祭は応援のみと如月から言われていた

そのためか優は女子の体育の練習が終わると


「浅野さん、私達疲れてるし片付け頼むわね〜」

「身体が弱くてもそれくらいできるでしょ?w」


などと言われ、1人で片付けをしていた
優は反論もできず、炎天下の中ボールの片付けやグラウンドの整備を行う



しかし、体育祭前日



体育祭への力が本格的に入ったのか、この日の体育が終わった後はいつも以上にグラウンド整備をする必要があった

だが女子は手伝う者はおらず、結局優1人で片付けを行うことになった





優(あれ……フラフラ…する)




グラウンド整備が3分の1程終わった時、優は自身の異常に気付いた

誰かいないかと必死に見渡すが誰もいない。

優はその時、ある事を思い出した




〜もし何かあった時はどんな事でも構いません!私の事呼んでください!直ぐに駆けつけますからね!〜




優「……タコ、さん……ッ……たす、けて…」



僅かな希望を抱き、そう発すると視界が真っ黒になり身体が前に倒れてしまった



優「…ッ」




殺せんせー「助けに来ましたよ(ヌルフフフ」


殺せんせー「帽子をしていなのが気になりますねぇ…にゅや!?」



その声を聞くと同時に優は気を失ってしまった


殺せんせーは焦り、直ぐに旧校舎に優を抱えて戻った

烏間を呼び、保健室で優の対処をするが中々容態が安定しない

烏間は如月を呼び出した



必要な道具は殺せんせーが既に用意しており如月が到着するなり直ぐに処置が始まった


この騒ぎに3年E組が気づかない訳がなく、保健室の周りに集まってきた





殺せんせー「おや、皆さん今は体育ですよ?」



杉野「先生皆慌ててるし知らねぇ人来たし気になるじゃん!」



前原「誰か倒れたのか?」



殺せんせー「ええ、ですがE組の生徒ではありませんよ」



この一言にクラス一同驚き、じゃあ誰だよ!などと声が聞こえる

殺せんせーは正直に話した



殺せんせー「浅野優さんですよ、たまたま声が聞こえたので様子を伺うと倒れそうになっていたので連れて来ました」




潮田「先生、浅野さんは大丈夫なんですか?」



殺せんせー「はい、担当の先生に来ていただいたのでね」




さ、特訓に戻りますよ!

と殺せんせーは生徒たちをグラウンドに連れ戻し保健室には行かないよう注意した

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朔良(プロフ) - 更新ありがとうございます!レオンさんの作品好きなので嬉しいです!続き楽しみにしています✨ (3月25日 19時) (レス) id: 1241cd7bca (このIDを非表示/違反報告)
ミルメーク(プロフ) - 更新待ってます!! (3月13日 20時) (レス) id: b3b06100e3 (このIDを非表示/違反報告)
nikonikomizuka(プロフ) - 続きお願いします!! (3月4日 23時) (レス) @page15 id: b3b06100e3 (このIDを非表示/違反報告)
レオン三世(プロフ) - 月歌兎さん» 連絡ありがとうございます!!!!!新しく作品は書いてないです!(めちゃくちゃノロマ亀です)!似てる作品は沢山あると思うのでしょーがない!と思っていただけたらと思います!! (1月23日 21時) (レス) id: 4dd7233d77 (このIDを非表示/違反報告)
月歌兎(プロフ) - AYANEさんという方の理事長の娘という作品です。タイトルも似ていて設定等も全く一緒ってわけではないですが疑問に思ってしまったのでコメントさせて頂きました。 (1月15日 0時) (レス) id: 6f7c05232e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レオン | 作成日時:2020年7月1日 0時

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