305話 ページ11
如月「白虎、ご飯食べな」
お腹を空かせていた白虎に食事をあげると如月は椅子に座った
殺せんせー「単刀直入に聞きます、貴方は何者ですか?」
如月は顔を合わせると不敵な笑みを浮かべた
如月「俺は少し特殊な医者だが?」
殺せんせー「ええ、それは分かります。ですが貴方についての情報が無いに等しいのです。烏間先生も知らないと……」
その言葉に如月はフッと笑いながら
如月「だろうな」
と答える
殺せんせー「……優さんとはどのような関係で?ただの担当医とは思えませんが」
如月「知らなくていいだろ、どうせお前は1年後に死ぬんだからよ」
殺せんせー「……」
如月「知りたきゃ調べな、ほら帰った帰った」
殺せんせーを追い出し、自らも食事を取ると直ぐに就寝準備に入りベッドに潜り込んだ
如月「…俺の情報のセキュリティ強化しねぇとな」
そう呟いた声は誰にも聞かれることなく消えていった
、
、
翌週にリハーサル見学を控えている優は楽しみもあってか元気に登校していた
学秀「優、今日もトレーニングするのか?」
放課後、優の机の前まで来た学秀はそう尋ねた
優「…今日、おにーちゃ、と帰、る」
学秀「そうか、それなら1時間半くらいで終わるからね」
荷物を持ち、学秀が生徒会室へ向かうと優は外に出て、旧校舎まで歩いた
烏間「優さん…!?」
優「カラス、さ……!」
突然の来訪に驚く烏間
丁度グラウンドで訓練をしていた生徒達もいたため、ちょっとした注目を浴びている
烏間「今日はどうしたんだ?」
優「…あ、えと……」
少しだけ時間があるから遊びに来たと説明すると烏間は納得し、
烏間「少し射撃訓練してみるか?」
と近くにあった対先生用ライフルを見せた
優は渋り、烏間の射撃を見てみたいと要望を出す
拒否することも無く烏間はグラウンドに配置されてある的を設置し直すと優や生徒達を後ろに立たせた
烏間「1度しか撃たないからよく見ておけ」
そう言うと烏間はライフルを構えて照準を合わし…
パンッ___
見事中心に命中させた
優「…!」
中村「烏間先生すご!!」
潮田「烏間先生の射撃初めて見たよ…」
その場にいた生徒達も驚きの声を上げる
赤羽「優ちゃんも撃ってみたら?」
赤羽の一言に周りは静かになった……
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朔良(プロフ) - 更新ありがとうございます!レオンさんの作品好きなので嬉しいです!続き楽しみにしています✨ (3月25日 19時) (レス) id: 1241cd7bca (このIDを非表示/違反報告)
ミルメーク(プロフ) - 更新待ってます!! (3月13日 20時) (レス) id: b3b06100e3 (このIDを非表示/違反報告)
nikonikomizuka(プロフ) - 続きお願いします!! (3月4日 23時) (レス) @page15 id: b3b06100e3 (このIDを非表示/違反報告)
レオン三世(プロフ) - 月歌兎さん» 連絡ありがとうございます!!!!!新しく作品は書いてないです!(めちゃくちゃノロマ亀です)!似てる作品は沢山あると思うのでしょーがない!と思っていただけたらと思います!! (1月23日 21時) (レス) id: 4dd7233d77 (このIDを非表示/違反報告)
月歌兎(プロフ) - AYANEさんという方の理事長の娘という作品です。タイトルも似ていて設定等も全く一緒ってわけではないですが疑問に思ってしまったのでコメントさせて頂きました。 (1月15日 0時) (レス) id: 6f7c05232e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レオン | 作成日時:2020年7月1日 0時