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朝練 ページ7

side侑

ユキとシロの話を聞いとったら朝練に遅刻しかけた。急いで家を出てなんとか朝練には間に合ったけど落ち着いてからふと思った。

「(・・・ユキとシロそのまま置いてきたけど、大丈夫なんか?)」

狐の姿になっとれば、昨日説明しとるから飯はくれると思うけど、人の姿のままやったらやばない?てか、あの姿は俺ら以外にも見えるんか?

「サム、サム。」

「なんやツム、はよ片付けろや。」

「ユキとシロって俺ら以外に見えるんやろか。」

「・・・え、どうなんやろ。」

「な?な?気になるやろ?てか、なんで俺らは見えたんやろ。」

『普通の人には見えないよ。』

『侑と治には、私たちが見てほしかったから見えるようにしたの。』

「ほ〜、じゃあやっぱ俺らに霊感とかがあったわけじゃないんやな。」

「お前なんでちょい残念そうや・・・ねん・・・。」

ちょっと待て。今俺らの疑問に答えたのは誰や?2人で恐る恐る後ろを見ると、

『侑、侑。侑達がやってたのはなあに?』

『治、治。治達がやってたのは楽しいの?』

俺たちの真後ろに人の姿のユキとシロが立っとった。

「「うわあああああああああああ!!!!!!」」

「双子うっさいで!!!」

アラン君に怒られた。こればっかりはしゃーないやん。まさかおるとは思わんもん。

「え、なんでおるん?(小声」

サムが2人に聞くと、2人ともめちゃくちゃ楽しそうに笑いながら答えてくれた。

『侑のことが知りたくて。』

『治のことが知りたくて。』

・・・かわええって思ってまうのがあかんのやろなぁ。でもかわええもんなぁ。

「・・・俺ら以外には見えんのやろ?もうちょい待っとってや。今片付けしとるから。」

『『うん!』』

サム、お前はなんでそんなに冷静なんや。とりあえず2人は大人しく待っとるみたいやから今までにないくらいの早さで片付けを終わらせる。途中でアラン君がなんか言うとったけどそんなもん知らん。片付けも着替えも全部済まして、2人で部室を出る。いつもやったら同じ二年の角名や銀も一緒やけど、今日は置いてきた。いや、バレたらやばいやろ。人があんまこない校舎裏に移動して、2人を呼ぶ。

「ユキ。」

「シロ。」

『!もういい?もういい?』

『お話しできる?』

ちゃんと俺らを待っとった2人は目を輝かせて俺らに聞いてくる。俺らが頷くと、嬉しそうに抱きついてきた。

「ほんならちょっとお話ししよか。」

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真柴白 - どうして、終わり何ですか?続き気になります!!更新待ってます!!頑張って下さい!! (2021年1月14日 3時) (レス) id: b8cb4c9ad0 (このIDを非表示/違反報告)
りぼん(プロフ) - とっても続きが気になります‥‥‥…!!!更新頑張って下さい!!!! (2020年6月22日 11時) (レス) id: 597f7a3cde (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雨星 | 作成日時:2020年6月13日 22時

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