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放課後、後ろからぴょこぴょこ楽しそうについ
てくる友達を片目に、不良くんたちの家を探す。
『ここ…かな。』
高級住宅街の中に立っている一軒家。
キラキラと私には輝いて見えて、お庭にはパンジーやらなんやらとお花がたくさん咲いていた。
インターホンを押すのにも躊躇してしまっていると、なにしてんの、なんて言いながら、さとちゃんは、なんの躊躇いもなくインターホンをおした。
はい、とインターホンから聞こえた声に、名前と用事を伝える。
セ「ホンマに来てくれたんや！」
『…まぁ、呼ばれましたので。』
昨日とは全然違った服装で、不良感なんか少しも感じない。
一瞬誰だか分からなったほどの変貌だった。
セ「あれ？この子は？」
さとちゃんの方を見ながらキョトンとした彼に、彼女は、合コンのようなノリで自己紹介をする。
どんな反応なんだろうと、不良くんの顔を見ると、ニコッと笑って、よろしゅうね、と方言混じりに返していた。
セ「ま、とりあえず入り？」
『あ。はい』
キィーと開いた門を抜けて、花の道を歩いてから家の中に入る。ただそれだけなのに、お金持ちのキラキラオーラが半端なくてドッと疲れてしまった。
家に入ると、柑橘系の香りが広がって、白と黒のモノトーンで綺麗に揃えられていた。
階段を上がって、彼の部屋らしき扉を開けると、紫、茶色、赤、という派手な髪色の人たちが、こちらを向いた。
まぁ、茶色は普通だけど…。
さ「この子がAちゃん？坂田やで！よろしくな！」
う「坂田グイグイ行き過ぎ。ビビってんじゃん。俺はうらた。よろしく」
し「めっちゃかわいいやん。
名前は、志麻。よろしくな、Aちゃん」
個性豊かすぎるメンバー。
坂田さんは、なんだか子犬みたいで弟感が強いし、志麻さんは女慣れしてそうだし。
うらたさんだけが、まともそう。
『あ、えと、Aです。』
友「さとです！よろしくお願いしますね！」
お互いの自己紹介が終わり、いざ、教えるとなるとさすがに6人で勉強。は大変だし、机も足りない。
セ「んー、どうしよ。二組に分ける？」
う「まぁそれがいいんじゃね？」
友「はいはーい！じゃあ、私うらたさんと志麻さん教えるね！」
うそ、1番まともそうなうらたさんを取りやがった。
ちらっとさとちゃんを見ると、ウインクを返してきた。
『…はぁ。じゃあ、勉強始めますか。』
さとちゃんたちを置いて、私達はリビングへと向かった。
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タシア松(プロフ) - 紫苑さん» こちらにもコメントしていただいてホントに感謝しかないです、、。ゆっくり更新ですが、これからもよろしくお願いします (2021年10月26日 6時) (
レス) id: 63758ca099 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑 - ドソキでツボっちゃいましたWとても面白かったです！これからも面白い作品待ってます！ (2021年10月26日 1時) (携帯から) (レス) id: d13b409c87 (このIDを非表示/違反報告)
タシア松(プロフ) - ちょこまみれさん» ありがとうございます！ (2021年1月24日 13時) (レス) id: 2434cd9a85 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこまみれ(プロフ) - 素敵です (2021年1月24日 13時) (レス) id: 53f0e78d36 (このIDを非表示/違反報告)
タシア松(プロフ) - さとうさんさん» ハラハラできるようにかけていたなら良かったです…。少し自信がなかったので、。嬉しい褒め言葉本当にありがとうございます！これからも日々成長していけるよう頑張りますので、よろしくお願いします！！ (2020年3月29日 12時) (レス) id: 73485a3048 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タシア松 | 作成日時：2019年12月21日 19時
