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ホームルームも終わってあとは帰るだけとなった今、私には、まだやることがあった。
彼らの勉強会をすること。
正直今日学校に来たから、大丈夫なのかな？なんて思ったのが間違いだったようだ。
授業中、何を言っているのか分からない。となって授業放棄をしていた。
わたるの場合は、考えてるふりをして実は、ペン回しをれんしゅうしているだけ。
志麻さんの場合は、隣の女の子やら前の女の子やら四方の女の子たちと喋ってるし
坂田さんに関しては、寝てる。
センラさんは、ずっとボーッと時計を見ていた。
さ「Aちゃん！かーえろ！」
『うぇ、ぁ…はい』
し「どーする？センラ迎えに行く？」
う「あー、それならさっきさとちゃんが、私に任せてください！とか言って保健室に走ってった」
そういったわたるは、なにか気づいたような顔をして、口を塞いだ。
多分私のことを考えてくれたんだ。
大丈夫だよ、と軽く微笑みかけるとホッと胸を撫でおろした
さ「じゃあ今日は、センラんち無理なんよな。どーしよ」
う「俺んち今日行けるけど」
さ「ホンマに！？うらさんち久しぶりやぁ！」
行こ行こーなんて乗り気の坂田さん。
コソッと志麻さんが、坂田さんが乗り気な理由を教えてくれた。
し「うらたさんち、めっちゃお菓子あるからあいつ好きなんやと思うわ」
なんだか納得できる。
坂田さんって子犬感が溢れ出ているというか、少年感がすごいあるから。だから多分お菓子好きそうな印象があるんだと思う。
校門を出て、いつもとは違う方向へと歩く。
駅について、何度か乗り換えをしたら初めて見る景色の街並みが広がっていた。
センラさんのところとは、また違う、都会のような印象の道路。
ここが俺の家、と言われてみると、あっけらかんとしてしまうほどの高層マンションが建っていた。
頑丈な警備を抜けて、家へ入ると柔らかくて優しい匂いが広がる。
植物が多めで、空気が澄んでいる。さらに窓から見える景色は絶景。
よく漫画で見るような部屋だった。
う「適当に座っといて」
『は、はい』
ガッチガチに緊張してすわっていると、ケラケラと坂田さんに笑われてしまって、こちらもつられて笑ってしまう。そうなれば、肩の力も抜けて、この部屋にも少し楽にいることができた。
う「んじゃ、始めるか」
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タシア松(プロフ) - 紫苑さん» こちらにもコメントしていただいてホントに感謝しかないです、、。ゆっくり更新ですが、これからもよろしくお願いします (2021年10月26日 6時) (
レス) id: 63758ca099 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑 - ドソキでツボっちゃいましたWとても面白かったです！これからも面白い作品待ってます！ (2021年10月26日 1時) (携帯から) (レス) id: d13b409c87 (このIDを非表示/違反報告)
タシア松(プロフ) - ちょこまみれさん» ありがとうございます！ (2021年1月24日 13時) (レス) id: 2434cd9a85 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこまみれ(プロフ) - 素敵です (2021年1月24日 13時) (レス) id: 53f0e78d36 (このIDを非表示/違反報告)
タシア松(プロフ) - さとうさんさん» ハラハラできるようにかけていたなら良かったです…。少し自信がなかったので、。嬉しい褒め言葉本当にありがとうございます！これからも日々成長していけるよう頑張りますので、よろしくお願いします！！ (2020年3月29日 12時) (レス) id: 73485a3048 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タシア松 | 作成日時：2019年12月21日 19時
