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今後の活動について ページ43

「海斗、できるだけ生徒会活動には参加したいって」
「あ、真帆、海斗んち行ってきてくれたのか?」
「そうそうー」
私ー青葉真帆ーは、頷いて言った。
今、私たちは例のファミレスで、海斗に対する今後の生徒会の対応について会議をしているところ。海斗のことは、海斗のことをよく知っている私たちで対応することになった。それで、最近はほとんど毎日こうやって会議を開いている。
「海斗、元気そうだった?」
「本人は大丈夫って言ってたけど、目の下のクマが結構濃くなってた。たまにボーッとしてたし、寝不足だと思うんだけど」
昨日、海斗の家で話を聞いてきた。不登校を決断した経緯から今後の生活のことまで、必要な情報は全部聞いたと思う。海斗は最近、寝ても疲れが取れないらしい。私が帰る頃には、疲れが表情にも出ていて、少し申し訳ない気持ちになった。「よく休んでね」とは言ったけど、そう上手くもいかないかもしれない。
「海斗は、日没後くらいから目が冴えてきて、明け方くらいには眠くなってくるみたい。だから、休日の午前中とかに集まるのはよくないかも」
「だね。だとしたら、放課後?」
凉馬は、少し考えてから言った。
「それが1番マシなのかな。昼夜逆転してる海斗からしたら、ちょっと早起きになるけど」
「なかなか難しいね…」
こんな時に海斗がいたら、「まあまあ、飲み物でも飲んで落ち着けよ。今日はお茶系を色々ミックスしてみたんだけど」と言って謎ドリンクをくれるんだろうな。
「明日あたり、もう1回海斗に聞いてみるよ」
「真帆、お願いできるか?」
「いいよ、家近いし」
「あー…海斗、大丈夫かな…」
ショージは、そう言って背もたれに寄りかかった。

伝えたいこと・1→←気持ちが分かったなら



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作品ジャンル:純文学
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作者名:BLUE LEMON 綺 | 作成日時:2021年3月22日 21時

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