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軽く(ネモ&ミルドレット) ページ30

つい数分前に飛ばした魔皇鳥は、もうミルドレットのもとに戻ってきてネモとルナの居場所を伝えていた。


「なるほど。ありがとう」


伝わるはずもない言葉を伝え、魔皇鳥にかけた記憶入力魔法を解いてやった。

魔皇鳥は翼をはためかせ、少し太陽が覗く空へと飛び立っていった。

その姿を見届けて、早速教えてもらった場所__ルナの部屋へと歩を進めた。


一方ルナの部屋では__

「やっと起きたか。この寝大仏め」

「ふぁ・・・・・・」


ルナはまだまぶたが重いようで、半目になっている。

そして白竜と黒竜はそんなルナを起こそうと声をかけているが、ルナはまだぐったりしていて歩けそうにない。


「ルナ! ネモ! 3限目が始まっちゃう。急いで! 」


突然の声に2人と2匹は注目する。声を響かせたのはミルドレットだった。


「ちょうどいい。ミルドレット、この寝大仏を起こせ」

「ちょっ、ネモそんなの無理! ・・・・・・でもないか」


ミルドレットはルナに近付くと、寝大仏の頭にちょんと触れた。

するとルナは、さっきまでとは打って変わって、ビシッと立ち上がった後ネモの作った魔法陣をくぐった。


「なにしたんだ? 」

「軽い記憶入力よ。 授業にでるという命令を仕込んだの。ま、軽くだから2分後ぐらいには解けるけどね」

「助かった。また頼む」

「絶対やだわ・・・・・・」


ネモはもういなかった。ついでに魔法陣も消えていた。

あり得ないんですけど、わざわざきてやったのに・・・・・・。

仕方がないので自分で魔法陣を作って、教室に戻った。


____授業の後怒られたのは、また別のお話。

危ない人一歩手前(椿)→←気配を感じる (ルナ・マリア)



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(プロフ) - 終わりました (2017年1月1日 23時) (レス) id: f9682346d9 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 更新します (2017年1月1日 17時) (レス) id: f9682346d9 (このIDを非表示/違反報告)
チェス盤(プロフ) - 更新しましたー (2016年12月23日 13時) (レス) id: e293136629 (このIDを非表示/違反報告)
チェス盤(プロフ) - 更新します (2016年12月23日 13時) (レス) id: e293136629 (このIDを非表示/違反報告)
歌菜子 - 終わりました (2016年12月21日 20時) (レス) id: beed06bc94 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:北斗七星 x他9人 | 作者ホームページ:kirito03  
作成日時:2016年10月29日 21時

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