検索窓
今日:4 hit、昨日:6 hit、合計:11,791 hit

安定の間違い(小早川華昏) ページ31

新入生として、教室へ入り先生からの説明を受けている一年生。

朝体育館にいたあの二人と席が近くなった華昏は、にこにこと座っていた。

手には相棒である蝶の『(さやか)』がとまっている。


「あ、そだ。お前あの後どうしてた?」
「はい?」


自己紹介をすませ、先生が一時的に教室から出た後。
昼也にそう聞かれた。


「あんまりうちは戦うの好きまへんし、そのまま体育館におったよ」
「あれ、そうなの?」


昼也の隣に座る夜白はそう言った。


「あ、その子……華昏ちゃんの相棒?」
「うん?」

そう言われ華昏は頷きかけて、そのまま首を傾げた。


「え、違うのか?」
「いんやぁ、相棒やよ……やけど」


昼也と夜白の顔を交互に見、華昏は言った。


「うち、男やよ」

「…………」


沈黙。

「え?」


そう従兄弟は顔を見合わせ間抜けな声を出したのだった。



*楽しい一学期はまだ始まったばかり……*

嘘でしょ…?(夜白)→←俺の妹超可愛い!(椿)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (8 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
8人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

wakana0503(プロフ) - 速いっすねぇ(ヽ´ω`)ハァ… (2016年10月29日 17時) (レス) id: 95b6da62c6 (このIDを非表示/違反報告)
柳ノ下ノ背後霊(プロフ) - 更新しました。書き終わりました。 (2016年10月29日 16時) (レス) id: ab83b1c8b4 (このIDを非表示/違反報告)
北斗七星(プロフ) - しのっちさん» 了解ですー! (2016年10月28日 22時) (レス) id: 9ad4b46b38 (このIDを非表示/違反報告)
しのっち(プロフ) - 北斗七星さん» ……続編が必要なようです…… (2016年10月28日 21時) (レス) id: 3d07d6e42c (このIDを非表示/違反報告)
しのっち(プロフ) - ……終了…… (2016年10月28日 20時) (レス) id: 3d07d6e42c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:北斗七星 | 作者ホームページ:kirito03  
作成日時:2016年10月13日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。