記憶 ページ11
『もう思い出そうとしなくて良いよ…安らかな眠りに一緒につこう…』
『ダメ!思い出して!一緒に過ごした日々!貴方の愛する人を!』
私の、愛する人…
『今ならまだ間に合う!』
『ほら。一緒に行こう?』
私は、黒い羽が生えた自分に腕を引かれた。
下には黒い闇。
そこに足を踏みいれようとした…
その時。
私の頰が光った。
目の前に私の頰を撫でて何かを言っているきりやんの姿が映し出される。
その後に、
記憶が走馬灯のように流れていく。
《もー!Aったら…成績下がるよ?》
《wwwwそれよりさ…来週の日曜空いてる?》
《二人で映画行かない?》
《A!?大丈夫!?》
《A…なんかあったら…言って?//》
《A〜。いける〜?》
きりやん…そうだ……きりやんだ…
忘れたくなかった人
忘れちゃダメな人
私の愛する人
私の大切な人
なのに…私、なんで今まで忘れてたんだろ…
A「きりやんっ!!会いたい!!」
黒い羽が生えた自分がが私の手を離す。
『あぁ……ダメだったか…』
何かを呟いて、空に消えていく。
私の体も、光り輝いて消えていった。
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CA(プロフ) - arisu(WT)さん» 有難う御座います!きんときさんですね、只今更新中のぶるっくさん感動系が終わりましたら候補に入れておきます!今後とも宜しくお願いします! (2018年11月30日 17時) (レス) id: e970142f07 (このIDを非表示/違反報告)
arisu(WT) - CAさん» きんときのほしい気がする........ (2018年11月30日 16時) (レス) id: e4d3d4fa63 (このIDを非表示/違反報告)
CA(プロフ) - レンヌさん» ありがとうございます!ぶるっくさん…人気ですね!了解しました!落ち着いたら書きます! (2018年5月26日 17時) (レス) id: da15cf2422 (このIDを非表示/違反報告)
レンヌ(プロフ) - きりや〜ん!!イケメン過ぎ!とてもいい小説でした。ぶるっくさんの小説を書いてほしいです! (2018年5月26日 17時) (レス) id: a15c3e72e9 (このIDを非表示/違反報告)
CA(プロフ) - ヒナっちさん» ありがとうございます!いつも応援してくれて…(T ^ T)嬉しいすぎる…これからも頑張ります!ヒナっちさんも頑張ってくださいね! (2018年5月26日 6時) (レス) id: da15cf2422 (このIDを非表示/違反報告)
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