待ってて ページ32
千冬くんにメールを送り終えた後、私は早速プレゼントを何にしようか、と考えていた。
100点と花丸が描かれたスタンプ？
猫のぬいぐるみ？
それとも……
次から次へと浮かんでは消えていくアイデアに、心が踊った。
待っててね、場地くん。
去年よりずっとずっと楽しい誕生日にしてみせるよ。
----松野千冬side
今日の朝届いていた、彩華さんからの一通のメール。
『松野くん、急にごめんね！もし良かったらなんだけど、明後日ぐらいに場地くんの誕プレ買いに行かない？また去年みたいにやりたくて……』
忙しくてまだ、返信はできていない。
待っててください、場地さん。
またみんなで笑えるように、必ず連れ戻してみせますから。
----場地圭介side
この前の夜は、どうかしていた。
柄にもなく不安になって、彩華に会いたくなって、バイクに乗せて、乗り回して。
行くあてなんてなかった。
でもいつの間にか、あの夏、アイツらと行った海に来ていた。
そこで彩華と話しているうちに、迷いも不安も消えたんだ。
待ってろよ、稀咲。
てめぇなんかに、東卍は壊させねぇ。
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碧葉(プロフ) - かのんさん» ありがとうございます！！そう言って頂けてとても嬉しいです！ (2021年8月13日 6時) (
レス) id: 3b7c38c624 (このIDを非表示/違反報告)
かのん(プロフ) - 見てて楽しかったです！更新頑張ってください！場地さんかこかわすぎ…でした… (2021年8月12日 20時) (レス) id: dda0942623 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：碧葉 | 作成日時：2021年8月12日 17時
