【呪術廻戦】純愛の弟くん

生得領域 ページ6

伊地知「お気をつけて。帳を下ろします」
　
伊地知「闇より出でて 闇より黒く その穢れを禊ぎ払え」
　
伊地知さんがそう言うと、空から黒い液体のようなものが下りてくる
　
虎杖「夜になってく！」
　
伏黒「帳だ。今回は住宅地が近いからな。俺たちを隠す結界だ」
　
伏黒「玉犬」
　
すると恵くんの影から狼の式神が出てくる。…かわいい
　
伏黒「呪いが近づいたら、こいつが教えてくれる」

虎杖「そっか、そっかぁ。頼りにしてっからな〜」
　
キィィィィーという扉を開ける音とともに中に入る
　
伏黒「！…まて！」
　
釘崎「何コレ…！？」
　
虎杖「ど、どうなってるんだ？二階建ての寮の中だよな？」
　
釘崎「お、落ち着け！メゾネットよ!｣
　
「……生得領域だね」
　
虎杖「何ソレ？」
　
「自分の中にある自分だけの空間みたいな感じだよ」
　
虎杖「へ〜」
　
伏黒「ッ扉は！？」
　
全員でそちらを見やると扉がなくなっていた。
　
虎杖「ドアが…なくなってる？！」
　
釘崎「なんで！？私たち今ここから入ってきたわよね！？｣
　
虎杖╱釘崎「どうしよう、あそれっ、どうしよう♪」
　
………何してるの？

伏黒「大丈夫だ。こいつが出入り口の臭いを覚えてる｣
　
虎杖╱釘崎「あらまぁ〜」
　
釘崎「ジャーキーよ！！ありったけのジャーキーを持ってきて！！」
　
伏黒「緊張感！」
　
「あはは…」
　
虎杖「やっぱ頼りになるな伏黒は！オマエのおかげで人が助かるし、俺も助けられる」
　
伏黒「...進もう」

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