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その頃、ふうは"ある場所"に訪れていた
コンコンとドアを叩くが、返事は返ってこない
それに構わず、ガラリとドアを開けて中に入るふう
｢…珍しい客だな。｣
中にいたのは白衣のニヤリと笑う若い男
此処は"保健室"
もちろん、ふうは怪我をした訳ではない
｢へえ、噂通りだな。
長いグレーの髪の"絶世の美女"っていうのは。｣
そう言ってまたニヤリと笑い、ふうを上から下まで眺める
そんな彼の視線を気にもせず、ふうは言う
｢…ベットを借りたいんだけど。｣
すっと彼の目が細くなり、ふうとの距離をつめる
｢…眠れないのか？｣
そう言ってふうの目元に触れる彼の指先を微動だにせず受け入れながら何も答えないふう
｢まぁ、いい。ただ、"何もなし"じゃ貸せねーなぁ。｣
と挑発的に笑う彼にふうは、
｢…好きにすればいい。｣
と感情の込もらない声で言い、彼をじっと見つめる
そんなふうに、さも面白そうにクツクツと喉で笑いながら、
彼はドアの鍵を"ガチャリ"と閉める
そしてまたふうに近づき
｢おっと、そういえば自己紹介がまだだったな。
保健医の千秋だ。
以後、お見知りおきを。｣
そう言ってまたニヤリと笑い、
ふうの制服に手をかけた
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蒼(プロフ) - jupi**さん» わぁぁっ！ありがとうございます！♪♪ (2015年4月30日 19時) (
レス) id: bde65050a4 (このIDを非表示/違反報告)
jupi** - 4まで読みました！文章がとても綺麗で純粋で…優しい気持ちになれますね（´ ｀*）先が楽しみです！ (2015年4月30日 17時) (レス) id: c13b622e53 (このIDを非表示/違反報告)
蒼(プロフ) - 実さん» す、す、すいませんでしたぁっ！！(一同) (2015年4月15日 6時) (レス) id: bde65050a4 (このIDを非表示/違反報告)
実(プロフ) - はーい、雪ちゃんいじめた奴ら〜♪……………………覚悟はいいか(怒) (2015年4月14日 12時) (携帯から) (レス) id: e9c8e38941 (このIDを非表示/違反報告)
実(プロフ) - 雪ちゃんトドメさしてるから (2015年4月7日 18時) (携帯から) (レス) id: e9c8e38941 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼 | 作成日時：2015年2月13日 22時
