216.偶然の再会 ページ34
side A
朝ごはんの用意をしていると珍しく朝に弱いはずのグルッペンがやってきた。
『あれ、どうしたの？お腹減った？』
gr「いや、ちょっと話があってな。」
腕を組み真面目な顔をしてキッチンカウンターの向こうからこちらを見ているグルッペン。
え、めっちゃ怖い。マジ怖い何があったの？
『ちょっと待ってね。』
gr「いや、作りながらで大丈夫だ。実はカフェを開くアテが出来てな…。」
『ん？どういうこと？詳しく教えて？』
gr「実は気に入ったカフェがあってそこで定期的に店主にパンケーキの作り方を教わっていたんだ。」
『ふんふん。』
gr「そしたらなんやかんやあってカフェを譲ってもらえることになった。」
『ん？』
gr「それで今日顔合わせするから一緒に来てくれないか？」
『んんん？？？何それ、騙されては…ないよね。』
gr「Aはチーノってわかるか？」
『あ、わかる！ゾム達のお友達でしょ？」
gr「俺の行きつけのカフェがそれのおばあちゃんのお店だったらしくてな。あいつが店継ぐ気ないから良かったらどうかって話になったんだ。」
『成る程…チーノ君の…。って、え？グルッペンパンケーキ習ってたの！？』
gr「そこか？カフェを開くんだから当たり前だろ？お前だけに頑張らせるわけにはいかんからな。他のやつは…まぁトン氏とひとらんは料理できるが他は期待できん。」
はわー、流石総統。これは国民ついていきますわ…。
gr「なんだその顔は。」
『感動しちゃってどんな顔していいかわかんないって顔。』
gr「なんやそれ。とりあえず今日は来てくれるのか？」
『勿論行くよ！』
gr「じゃあ夕方また声かけるわ。」
『了解！』
ぐ、グルッペン頼もしい…！！
みんなにご飯を食べさせた後、私達が経営しようとしているカフェを説明する為資料を作成する。
折角グルッペンが掴んでくれたチャンスだ。無駄にするつもりはない。
カフェのコンセプトや出来上がった制服、お客様に提供する予定のメニューや価格設定。それらを丁寧にまとめてきちんと説明出来るよう頭に叩き込んだ。
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あとやき。(プロフ) - 何回も見ても飽きませんね。面白すぎます！！アプリコットさんを陰ながら応援してます！ (2020年3月2日 15時) (
レス) id: 65055bc10f (このIDを非表示/違反報告)
いえーい - こ★う★し★ん★頑★張★っ★て★く★だ★さ★い★ 応援してます!!!!!! (2020年2月4日 16時) (レス) id: 15af25da35 (このIDを非表示/違反報告)
まう - knさんの見せパンのシーンがどツボにハマってしまいました とってもバランスよく話が書かれているので面白いです！更新頑張ってください！ (2019年12月28日 0時) (レス) id: 793ee411dc (このIDを非表示/違反報告)
アプリコット(プロフ) - pi沼へようこそ！！ゆっくり嵌っていいってください！ (2019年11月20日 12時) (レス) id: 795a5b08bb (このIDを非表示/違反報告)
アプリコット(プロフ) - 皆さんコメントありがとうございます！ci君をどうやって組み込もうか考えてたら更新に時間がかかっちゃいました。 (2019年11月20日 12時) (レス) id: 795a5b08bb (このIDを非表示/違反報告)
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