じゅうに ページ14
岩泉side
及川があんなにあっさりしてるの初めて見たな
今までAへの大好きがダダ漏れって感じだったのにな
いつもの十字路で俺と及川、Aと鈴音で別れる
及川と二人きりになる
岩泉 「なぁ、お前ほんとにいいのか?」
及川 「何が?」
岩泉 「遠足。いつもならAと行きたい!ってなってるだろ」
及川 「あぁ。俺今までAに帰ろうとか、何で誘ってくれないのとか、散々言ってたけどさ、よく考えたら何でそんなにAにこだわってるのかなって」
岩泉 「は?」
は?何言ってんのこいつ
今までAのこと好きだったらからあれやってたんだろ?
無自覚?無意識?
やべーだろ
及川 「俺別にAのこと好きじゃないし。てか、好きってどんなの?」
岩泉 「俺もよくわかんねーけど、他の人に取られたくないとか、その人しか見れないとか、その人のこと考えちゃうとか、そーいうことじゃねーの?」
及川 「岩ちゃんに恋愛のアドバイス言われるとは思ってなかったな」
岩泉 「うるせぇ」
及川 「とられたくない、ねぇ。」
小さくそう呟いた
3人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:mikuru | 作成日時:2020年8月6日 23時