【星野 源】 太陽の笑顔 2

CD ページ20

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【星野 side】








星野「いえーい。こｯたつｩｩｩ。」







(ｻﾞｧｧｧ)









A「スライディングで入るなんて、新しい。」









星野「時代の先を行く男、そう星野源」









A「行き過ぎはただのKYですよ。


というか、まだ午前中なんですね。」









星野「うん、何もすることない。」









A「んと…CD、聴いてもいいですか？」









星野「あぁ、どうぞどうぞ。ヘッドホンここね。」









A「どうもー。これ、借ります。」









星野「うん。」









.









.









Aは完全に1人の世界だし…何しようか









テレビは…ニュースとかしかやってないか









.









ギターでもやってくるかな









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【A side】









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1番新しいアルバムの




YELLOW DANCERを借りた









ヘッドホンのクッションで耳を覆う









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時よ









CMで聞いたことある、かも









.









いつも近くで聞いてるはずの声なのに









何故か特別感があって









A(かっこいい…)









.









.









(〜♪)









.









なんか









音が聞こえる









振り返るとギターを抱えた源くんの姿









咄嗟にヘッドホンを外した









.









.









星野「んー、んっんー。」









A「何してるんですか？」









星野「ん…音楽を、作っているのです。」









A「ほう…新曲ですか？」









星野「そうですね。まだ秘密です。」









A「聴いててもいいですか？」









星野「うーん…特別に許しましょう。」









A「ぃやった。」









.









.









すっと耳に入る音









時々きゅるきゅると聞こえる弦の音









優しい歌声が音に乗って聞こえる









静かな部屋に響く音が2人を閉じ込めた







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