俺様アッパ☆きみちょる １

41.綺麗な寝顔 ページ41

ーAsideー


次に目を覚ました時にはもうお昼が近い時間だった。


なんか左手が重いと思ったら…


ヒチョルさんが私の腕の上に頭を乗せて寝ていた。


手はしっかり握ってくれてるみたいだけど…


痺れてるみたいで感覚がない(笑)


それにしても…


A「綺麗な寝顔…」


寝ててもこの顔が崩れないんだから凄いよね…


HC「ん〜…」


私の声に反応したのか、モゾモゾと起きだした。


HC「A…具合は？」


A「まだ熱はあるみたいだけど…苦しさはマシになったかな。」


HC「そっか(笑)」


優しく笑ったヒチョルさん…


本当にたま〜にこんな風に笑ってくれる。


その顔にたまらなくキュンとして、この顔が見れるのは私だけなんだろうと思うと幸せを感じる。


A「せっかくオフの日だったのに…デートしたかったな〜…」


HC「デートぐらいいつでもしてやるよ。」


A「お休み無いくせに〜(笑)でも…ごめんなさい。私の不注意でこんな事になって…」


ちゃんと暖かくしてたら…


HC「お前だけのせいじゃねーよ。俺がもっと早く仕事終わらせるか…電話の1本でも入れてれば…」


ヒチョルさんは全然悪くないのに。


HC「でもどっちにしろデートは無理だったな。すげー雪。」


A「本当だね…」


窓の外ではシンシンと雪が降っていた。


結構積もってるんだろうな…


ボーッとする頭でそんな事を考えていると、ヒチョルさんの手がお腹に乗っていた。


HC「A頑張ってるから…お前も頑張れよ。」


少し照れ臭そうに…


でも真面目にお腹に語りかけていた。

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