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物の見事な酔っ払いの田中は、目を覚まして痛がる男にケラケラ笑いながら、遂にグラスじゃ飽きたらなくなったのかテキーラの酒瓶ごと手に持ってそのままラッパ飲みし出す。
森本｢ねぇ樹〜何かけたの？｣
田中｢んえ〜〜？てつや、やぅの〜げんえき〜！｣
京本｢徹夜薬？またくっだらないもの作って｣
松村｢どこに需要あるの、それ…｣
高地｢やっほ〜。…何してんの？｣
そんな状況下で高地が入ってきた。
どうやら少しお酒を飲んだらしい。ほんのり顔が赤い気がする。
京本｢慎太郎撃った政府の豚、歓迎してる｣
高地｢ふぅん。…吐かないの？｣
ジェシー｢そうなんだよこのfxxk'in fat-axx｣
高地｢おぉい、ジェシー超怒ってんじゃん｣
放送禁止用語の嵐だ。こんな所でfor dreamしなくていい。
高地｢ねぇねぇ。君、本当に勿体ないね。ジェシーは素直に言ったら生かしてくれるかもしれないのに｣
絶対嘘だ！危うく口に出そうになった言葉を飲み込む。
俺はこのふくよかな御方みたいにはなりたくない。
高地｢あーあ。残念だなぁ…｣
ジェシーにどいてもらい、高地が今度は彼の目の前にしゃがみ込む。
そのまま高地は何も言わずにじっ、と男の目を、特に脅す訳でもなく見つめていた。
｢………け、研究所、研究所だ、25番街の近くにある、｣
松村｢えっ？｣
高地｢だってさ、ジェシー｣
ジェシー｢慎太郎｣
後ろでそのまま銃を慎太郎の方に投げる。
綺麗にキャッチした森本が、男の方に向かって銃口を向けた。
｢待て！言ったら生かしてやるって！｣
高地｢生かしてくれる｢かも｣しれない、って言ったんだよ。目先の利益にしか目が眩んでなさそうなお前にはお似合いな最期だね｣
ジェシー｢
ジェシーの合図と共に3発目の弾丸を撃ち込まれた男はいよいよ動かなくなった。
聞き捨てがたい情報と、1番優しいと思っていた高地の怖さに松村はもう頭の中が真っ白になっていた。
終わり
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ゆづ - 待ってました！本当に好きです！これからも頑張ってください！てか、このシリーズで文庫版が欲しいです！そのくらい好きです！(もし辞めることにしても、消さないでくださいね)いつも元気をもらってます。ありがとうございます (2020年8月26日 14時) (
レス) id: deb2d46d42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：湊都 | 作成日時：2020年8月22日 15時
